野球の試合は何時間?試合時間の平均と長すぎる理由【最短1時間以内最長6時間超】

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「野球の試合時間がわかれば、帰りの電車の時間も決まるのに・・・」

「野球観戦をするけど、駐車場の時間が・・・」

 

野球の試合が何時間くらいかを知っていると、計画を立てやすいです。

しかし、野球の試合はサッカーやバスケットボールと異なり、試合時間に幅があります。

 

そこで、今回は

  • 野球の試合時間は何時間なのか?
  • どのような場合に試合時間が短くなるのか?
  • 野球の試合時間が長いのはなぜか?

について解説します。

野球の試合時間を知って快適に野球観戦を楽しみましょう!

 

野球の試合時間は平均3時間

野球の試合時間の平均はおよそ3時間です。

プロ野球や高校野球などの種類によって試合時間が異なります。

 

プロ野球の試合時間の平均

プロ野球 平均試合時間

プロ野球の試合時間の平均は約3時間です。

NPBの直近のデータによると、2024年6月16日現在の平均試合時間は3時間01分(9回終了の試合のみ)です。

デーゲームが中心の土日・祝日の試合

14時試合開始→17時ごろ試合終了

 

ナイトゲームが多い平日の試合

18時試合開始→21時ごろ試合終了

昔はこの21時を越えて野球中継が延長され、ドラマのスタートが遅れていましたね。

 

高校野球の試合時間の平均

高校野球の試合時間の平均は2時間〜2時間半です。

甲子園などの公式戦になると1日に3試合・4試合と日程が決まっています。

第1試合8時30分試合開始、第2試合11時試合開始・・・のように、試合開始時刻も決まっており、タイトな日程です。

球児たちの移動や、試合間のグラウンド整備などがキビキビとしているため、プロ野球の試合時間より短い傾向にあります。

 

野球の試合が早く終わる理由

ピッチャーのテンポがよい

ピッチャーの投げるテンポがよいと試合が早く進みます。

テンポがよいとは、ピッチャーの投球間隔が短いことをいいます。

キャッチャーからボールを受け取ったら、すぐに投げる感じです。

最近では、メジャーリーグで「ピッチクロック」といって投球間隔に制限時間が設けられましたね。

 

投手戦

よいピッチャー同士、つまりエース同士の投手戦になると試合は早く進む傾向にあります。

なぜなら、よいピッチャーが相手だと打てるボールが少なくなるので、早打ちになるからです。

また、凡打が多くなり、ランナーが出にくくなるので、スムーズに試合が進んでいきます。

 

攻守交替が早い

野球には攻守交替の時間(イニング間)があります。

攻守交替が早いと試合時間は短くなります。

プロ野球より高校野球の方が試合時間が短いのは、攻守交替の早さの違いによります。

 

プロ野球の最短試合時間

プロ野球史上最短の試合は

55分

驚異的な記録です。

1回ごとの攻防が5分もかからない計算。

1946年の大阪タイガース対パシフィックというチームの試合で記録されたそうです。

ファン目線で、

「チケット代を少し返せ!」

となってしまうかも笑。

 

高校野球の最短試合時間

夏の選手権大会では1時間12分が最短試合時間。

1947年の第29回大会決勝で、小倉中と岐阜商の試合だそうです。

 

センバツ大会では1時間15分

1932年の第9回大会で、京都師範と海草中の試合だそうです。

高校野球は1時間台で終わることも珍しくありません。

 

野球の試合が長くなる理由

ピッチャーのテンポが悪い

ピッチャーの投球間隔が長いと、守備の時間が長くなり、試合時間も長くなりやすいです。

また、ファーボールが多くなると、ピッチャーのテンポが悪くなります。

 

乱打戦

お互いに打ちまくる試合は攻撃の時間も守備の時間も長くなります。

また、ピッチャー交代も増えるので、試合時間が長くなります。

 

乱打戦+延長戦は疲労感MAX

乱打戦の末、9回で同点。

延長戦に突入すると、選手だけでなく応援も疲れます。

延長戦こそ、終わりが見えそうで見えない状態なのでストレスも溜まります。

乱打戦+延長戦は疲労感MAXの組み合わせです。

勝ったら喜びが大きいのですが、負けると・・・。

 

プロ野球の最長試合時間

プロ野球史上最長の試合時間は6時間26分

1992年9月11日の阪神対ヤクルトの試合です。

試合が終了した時刻は午前0時26分・・・。

日付が変わっています。

おそらく終電はないです。

 

今度はチケット代ではなく、

「時間返せー!」

とはならないか・・・。

 

高校野球の最長試合時間

センバツ大会では4時間35分1966年第38回の中京商と宇部商の試合です。この試合は延長15回の試合でした。

夏の選手権大会では、1933年8月29日に行われた第19回大会の準決勝、明石中(兵庫=現明石)と中京商(愛知=現中京大中京)の試合。

甲子園の語り草となるこの試合は延長25回裏に中京商が1―0でサヨナラ勝ち。

試合時間は4時間55分

 

野球の試合時間が長すぎる理由

試合時間がないスポーツだから

野球には試合時間がありません。

だから野球の試合時間に関する質問が多くなるのでしょう。

 

逆に試合時間が決まっていたら(仮に1時間30分としたら)、

野球は大きく形を変えそうですね。

 

「間(ま)」が重要なスポーツだから

野球は「間(ま)」が重要なスポーツです。 

ピッチャーの投球間、イニング間に作戦を立てるからです。

 

ピッチャーの投球間だけでも、

攻撃側は

  • 「次のボールの予測」
  • 「相手の守備位置の確認」
  • 「カウント」
  • 「イニング」
  • 「作戦(サイン)」など、

守備側は

  • 「次に投げるボールの選択」
  • 「守備位置の決定」など、

さまざまな作戦を立てています。

 

あの間(ま)がないと、味気ない野球になるのです。

 

野球の試合時間は長いから楽しめる

野球は試合時間が長すぎてつまらないという意見があります。

野球がつまらない理由とは?いや野球は面白い!野球の魅力・楽しみ方

 

しかし、長い試合時間だから、球場の雰囲気を充分に楽しめるし、ビールもゆっくり飲めるのだと私は思います。

そして、野球は筋書きのないドラマです。

試合の随所にターニングポイントがあります。

約3時間のドラマや映画を観ていると思えば楽しいです。

 

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