第72回別府大分毎日マラソン(2024)の注目ポイントと注目選手を紹介!

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第72回別府大分毎日マラソン2025東京世界陸上選考レース マラソン
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別府大分毎日マラソン(以下、別大マラソン)は伝統のあるマラソン大会です。

かつては日本人(寺澤徹)がこの別大マラソンで当時の世界最高記録を出したことがあり、多くの名ランナーを輩出してきました。また、サブ3時間半を達成しているランナーに出場資格があるため、ランナーの憧れの大会でもあります。

そんな別府大分毎日マラソンの注目ポイントと注目選手を今回は紹介します!

 

第72回別府大分毎日マラソンの注目ポイント

期日

2024年2月4日(日)正午スタート

TBS系列で放送予定です。

 

G1レース、2025年東京世界陸上へ

今回の別大マラソンで注意しなくてはならないのが、「MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)ファイナルチャレンジ」のレースではないということです。つまり、今年開催されるパリオリンピックとは関係のないレースです。

MGCファイナルチャレンジはGSというランクのレースということになっており、福岡国際マラソン2023、大阪マラソン2024、東京マラソン2024が該当します。

別大マラソンはジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ(JMCシリーズ)・G1というランクのレースに位置付けられています。パリオリンピックには関係がありませんが、2025東京世界陸上の選考レースのため重要な大会であることには間違いありません。

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別府大分毎日マラソンのコースは?

別府大分毎日マラソン公式サイトより

比較的平坦なコースと言われています。また、ほぼ直線コースでカーブが少ないため、タイムが出やすいコースとされています。近年の大会では2時間6分台の記録も出るようになり、MGC出場権を獲得する選手も多かったです。別府大分は海沿いに位置し、時々強い風が吹きますが、風を上手く利用して好タイムを出してほしいです。

 

最近は大学生ランナーのチャレンジも目立つ、特に青山学院大学が活躍

最近の別大マラソンは大学生ランナーがマラソンにチャレンジする姿が目立ちます。特に青山学院大学の活躍がすごいです。

昨年は横田俊吾(現・JR東日本)が2時間7分47秒でマラソン学生新記録を樹立しました。第69大会では吉田祐也(現・GMOインターネットグループ)が2時間8分30秒で日本人トップとなりました。

箱根駅伝から約1か月ほど経ち、体も出来つつあり、疲労も抜けてマラソンにチャレンジしやすい環境のかもしれません。別大マラソンからさらに1か月後の東京マラソンに出場する大学生ランナーも増えていきます。

今大会は青山学院大学OBと現役の戦いに注目です!

 

第72回別府大分毎日マラソンのテーマソングはYOASOBI「祝福」

レースを盛り上げてくれるテーマ曲は、YOASOBIの「祝福」です。

「機動戦士ガンダム」のテーマソングにもなったこの曲は、とてもアップテンポな曲で、ランナーのテンションを高めれくれる曲です。走っている時の疾走感を感じられます。

YOASOBI「祝福」Official Music Video

第72回別府大分毎日マラソンの主な出場選手

海外招待選手

アイチェウ・バンチエ(エチオピア)   2時間6分23秒

モハメドレダ・エルアーラビ(モロッコ) 2時間6分55秒

ヒシャム・ラクーアヒ(モロッコ)    2時間6分32秒

3名とも2時間6分台の自己ベストをもっています。エチオピアもモロッコもマラソン大国なので、日本人ランナーにとってはよい相手になります。レース最終盤まで優勝を争いに絡んでくると思います。

 

国内招待選手

下田 裕太(GMOインターネットグループ) 2時間7分27秒

丸山 文裕(旭化成)            2時間7分55秒

小山 裕太(トーエネック)         2時間7分57秒

畔上 和弥(トヨタ自動車)         2時間8分29秒

大﨑 遼(小森コーポレーション)      2時間8分30秒

安井 雄一(トヨタ自動車)         2時間8分48秒

橋本 崚(中央発條)※欠場         2時間9分12秒

MGCに出場したランナーが多く、2時間6分台を目標にするランナーが集まりました。かつて箱根駅伝を走り、現在は実業団で活躍しているランナーが多い印象です。

 

第72回別府大分毎日マラソンの注目選手

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下田 裕太(GMOインターネットグループ)

区間賞男として箱根駅伝を沸かせた下田 裕太。実業団に所属してからはマラソンを中心に取り組んでいます。昨年のMGCでは45位(2時間17分26秒)で惨敗。その雪辱に燃えています。学生時代からマラソンに取り組んできたため経験値はかなり高く、1月21日に開催された第10回奥球磨ロードレースではハーフを1時間3分23秒で走破しており、自己ベスト更新を期待しています!

 

丸山 文裕(旭化成)

33歳になり、ベテランの域に入っている旭化成のキャプテン。2022年の大阪マラソン・びわ湖毎日マラソンでは統合大会では2時間7分55秒の自己ベストで走り、MGC出場権を獲得。そのMGCでは48位(2時間18分21秒)と惨敗。下田と同じくMGCの雪辱に燃えています。旭化成の選手にとって別大マラソンは地元を走るのに近い感覚。かつては宗兄弟、谷口浩美、森下広一も別大マラソンで活躍して世界に羽ばたきました。旭化成のマラソンは低迷気味ですが、丸山の走りで旭化成の復活を印象づけてほしいです!

 

小山 裕太(トーエネック)

駒澤大学出身の小山裕太。大学三大駅伝には出場できず学生時代の印象が薄いランナーですが、実業団に入り頭角を表してきました。MGCは21位(2時間12分20秒)でした。トーエネックというチームはとても面白いチームです。河合代二(麗澤大学出身)や難波天(麗澤大学出身)といった学生時代にあまり活躍していなかったランナーがトーエネックで花開いています。小山もその一人です。着実に身に付けてきた力を別大マラソンで発揮してほしいです!

 

岸本大紀(GMOインターネットグループ)

一般参加として初マラソンにチャレンジ。箱根駅伝では2年連続の区間賞を獲得したランナーです。私個人的には、大学1年生の時の箱根駅伝2区がとても印象に残っています(区間5位1年生歴代トップの1時間7分03秒)。駅伝では前のランナーを獲物のように追う姿勢が印象的でしたが、前を追う姿勢をマラソンでも生かし、粘り強く走ってほしいです!

 

倉本玄太(青山学院大学4年)

今年の箱根駅伝優勝メンバーで、第9区区間賞の倉本玄太。高校時代は駅伝の名門・世羅高校の主将を務めました。高校駅伝では少々苦い記憶があり、大学生になっても苦労したランナーです。最初で最後の箱根駅伝で名を全国に轟かせました。初マラソンでどんな走りを見せるのか楽しみです!

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MGCで悔しい思いをしたランナーが多く走る今回の別大マラソン。青山学院大学OBランナーと現役ランナーの戦いにも注目です!

互いに競い合って自己ベストあるいは、2時間6分台を目指して頑張ってほしいです!

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