富士山女子駅伝2023の優勝候補と注目選手 名城大学の6年連続2冠か

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富士山女子駅伝 2023年 優勝候補 予想 注目選手 大学駅伝
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お正月は箱根駅伝で大いに盛り上がりますが、

年末にもっと盛り上がってもいい駅伝をご存知でしょうか。

「富士山女子駅伝」です。

箱根駅伝さながらに起伏あるコースを選手たちが走るので見ていておもしろいです。特に最終7区の登りは、箱根駅伝の山登りを彷彿させます。

今回は富士山女子駅伝の優勝候補と注目選手を紹介します。

 

富士山女子駅伝とは?

  • 大学女子駅伝日本一を決める大会
  • 今年は、2023年12月30日(土)10:00スタート
  • 今大会は富士山が世界遺産に登録されてから10周年という節目の大会

 

富士山女子駅伝の区間

スタート 富士山本宮浅間大社前

フィニッシュ 富士総合運動公園陸上競技場

 

7区間(43.4km)

1区(4.1km)第1中継所 富士山本宮浅間大社前

・後半のアップダウンをうまく走り切る

2区(6.8km)第2中継所 ㈱石井鉄工所前

・長い下り坂をブレーキかけずに走れるかがポイント

3区(3.3km)第3中継所 富士市交流プラザ前

・カーブが少し多めの最短区間

4区(4.4km)第4中継所 富士市クリーンセンターききょう前

・2.5kmあたりの登りとラスト1kmのアップダウンに注意

5区(10.5km)第5中継所 ジヤトコ本社前

・流れを変える最長エース区間

6区(6.0km)第6中継所 遠州トラック㈱駐車場前

・ほとんど直線コースで前がよく見える

7区(8.3km)フィニッシュ 富士総合運動公園陸上競技場

・3km過ぎから始まる登りと「魔の坂」

 

富士山女子駅伝2023の出場校

第41回全日本大学女子駅伝対校選手権大会上位12大学

  • 1 名城大学 (東海)
  • 2 大東文化大学 (関東)
  • 3 立命館大学 (関西)
  • 4 城西大学 (関東)
  • 5 日本体育大学 (関東)
  • 6 大阪学院大学 (関西)
  • 7 関西大学 (関西)
  • 8 東北福祉大学 (東北)
  • 9 玉川大学 (関東)
  • 10 順天堂大学( 関東)
  • 11 東京農業大学 (関東)
  • 12 拓殖大学 (関東)

5000m7名のチーム記録による10大学

  • 13 中央大学 (関東)
  • 14 大阪芸術大学 (関西)
  • 15 東洋大学 (関東)
  • 16 筑波大学 (関東)
  • 17 亜細亜大学 (関東)
  • 18 中京学院大学 (東海)
  • 19 関西外国語大学(関西)
  • 20 城西国際大学 (関東)
  • 21 神戸学院大学 (関西)
  • 22 立教大学 (関東)
  • 23 全日本大学選抜 (全国8地区学連からの選抜チーム)
  • 24 静岡県学生選抜

 

富士山女子駅伝2023の優勝候補

 

第41回全日本大学女子駅伝2023(以下、全日本)の結果

2023年10月29日に行われた全日本では、名城大学が7連覇という偉業を成し遂げました。大東文化大学と立命館大学はタイム差なしの接戦でした。

1位 名城大学 2.04.29

2位 大東文化大学 2.05.21

3位 立命館大学 2.05.21

4位 城西大学 2.06.06

5位 日本体育大学 2.06.45

6位 大阪学院大学 2.07.19

7位 関西大学 2.07.44

8位 東北福祉大学 2.08.57

--以上、次回大会のシード権獲得--

9位 玉川大 2.09.26

10位 順天堂大学 2.09.45

11位 東京農業大学 2.09.47

12位 拓殖大学 2.10.03

13位 東洋大学 2.10.05

14位 大阪芸術大学 2.10.12

15位 中央大学 2.10.51

16位 亜細亜大学 2.11.14

17位 中京学院大学 2.11.14

18位 筑波大学 2.11.31

19位 環太平洋大学 2.12.00

20位 関西外国語大学 2.12.14

21位 福岡大 2.13.50

22位 京都光華女子大学 2.14.05

23位 城西国際大学 2.15.45

24位 新潟医療福祉大学 2.17.07

25位 札幌国際大学 2.20.53

オープン 東北学連選抜 2.20.26

 

名城大学

全日本を制し、6年連続2冠に王手をかけた名城大学。

米澤奈々香(2年)を中心に2年生が主体のチームですが、これまでのチームを支えてきてきたキャプテン増渕祐香(4年)、谷本七星(3年)が脇をしっかり固めています。

今大会は2年生5人、1年生5人と下級生が多くエントリーされていますが、誰がどこを走ってもよいくらいに戦力が充実しています。

ずっと勝ち続け、追われる立場であるプレッシャーは計り知れないものがあります。「自分たちとの戦い」に打ち克つことが名城大にとっては一番大事なことのように思います。

大東文化大学

全日本では2位の結果を残した大東文化大学。もはやシルバーコレクターの印象が付いてしまっていますが、今年は優勝のチャンスが大いにあります。キーマンはサラ・ワンジル(1年)と野田真理耶(1年)です。

サラ・ワンジルは5000m15分14秒00の自己記録をもち、関東インカレ10000m・5000mで優勝しています。全日本でも5区でも脅威の追い上げを見せ、名城大との差を1分近く縮めました。おそらく最長区間である5区に出走すると思いますが、この区間で追いついて引き離す展開に持ち込みたいです。

野田は全日本ではアンカーを務め、ゴール直前で立命館大学を抜いて2位に入りました。立命館大学に抜かれた後にズルズルと後退せずに粘り強く走り、ラストでかわす走りは素晴らしかったです。

全日本では名城大の背中が見える位置まで迫り、王者にプレッシャーをかけていただけに期待は大きいです。

 

立命館大学

全日本では3位の立命館大学。1・2区は名城大より先行してレースを進めていました。

全日本1区区間賞の村松灯(3年)、4区区間賞の中地こころ(3年)、5区を走った福永楓花(3年)の3年生がチームの軸です。

全日本同様に先行するレース展開に持ち込み、名城大の背中が見える位置でレースを進めたいです。たとえ名城大に先行されても、ズルズルと後退せずに粘り強く走り、襷(たすき)を繋いでいけば勝機が見えてきます。大東文化大学のサラ・ワンジルのような大エースがいないのが惜しいですが、総合力で勝負したいところです。

 

富士山女子駅伝2023の注目選手

二刀流ランナー、北川星瑠(大阪芸術大学4年)

北川星瑠

松竹芸能ホームページより

5000m15分45秒39、10000m32分39秒02の記録、2023年日本学生女子ハーフマラソン選手権優勝、日本インカレ10000mで3位、全日本では5区で区間3位の実績をもち、キャプテンでもある北川星瑠。

昨年の富士山女子駅伝では区間賞を獲得しています。ランナーとして素晴らしい結果を残していますが、実はタレント活動をしています。しかも、タレント事務所大手の松竹芸能に所属。ランナーとタレントの二刀流なんて、とても魅力的です。こんな選手がいるんだと注目してみたくなりました。

某番組で赤坂を走り、ランナーとタレントの二刀流レジェンド森脇健児をいつか越えてほしいなと思います。(もう越えてるか・・・。というより、何を越えるんだ?)

 

復活なるか、不破聖衣来(拓殖大3年)

不破聖衣来

月刊陸上競技より

10000m30分45秒21は日本歴代3位の記録で、富士山女子駅伝5区区間記録保持者です。

2年前に大ブレイクし、最近はケガに悩まされました。出走すれば久しぶりのレースですが、どこまで状態が戻っているかが気になります。

1年生の時のような先輩・社会人顔負けの走りができるレベルなのか、パリ五輪に向けてまだまだ助走の段階なのかが注目です。

日本女子長距離界の宝でもあるので、無理はしないでほしいですが元気な姿も見たいです。私(マー)と同郷の選手としても期待しています。

 

いかがでしたか?

今年の大学駅伝は、男子は駒澤大学、女子は名城大学の「〇年連続〇冠」がクローズアップされており、それを阻止する大学が出てくるか?という構図ができつつあります。

第100回箱根駅伝2024優勝候補を予想 駒澤大学3冠連覇を阻止するのは?

私の個人的な思いとしては、独走よりも接戦を期待したいです。1区から1位の完全優勝は…ちょっと。

 

そして毎回記事を書いていて、「選手の分だけドラマがある」ということをつくづく思います。選手の思いや人間模様がレースに乗っかると、一つのドラマが生まれ、複雑な感情が自分の中には生まれます。

優勝争いにも注目ですが、選手の思いにも注目して駅伝を見ていこうと思いました。

 

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