都心の真ん中に位置し、心地よい夜風を感じながら野球観戦を楽しめる明治神宮野球場。
東京ヤクルトスワローズの本拠地であり、学生野球の聖地としても知られるこの場所は、プロ野球ファンならずとも一度は訪れたいスポットです。
しかし、初めて神宮球場へ行く人や、久しぶりに現地観戦を予定している人にとって悩ましいのが「当日のスケジュール」ではないでしょうか。
「何時間前に行けばいいのか」「スタメン発表は何時から?」といった疑問を解消できるよう、本記事では神宮球場観戦のタイムスケジュールについて徹底解説します。東京ドームとはまた違った、神宮球場ならではの楽しみ方をチェックしましょう。
神宮球場は何時間前に集合するのがベスト?
神宮球場でプロ野球を観戦する際、何時に現地へ到着すべきかはその日の楽しみ方によって大きく変わります。ここでは、限られた時間を有効に使い、球場の熱気を最大限に味わうための推奨到着時間をご紹介します。
おすすめは試合開始の1時間30分〜2時間前
神宮球場を120%満喫したいのであれば、試合開始の1時間30分から2時間前に到着することをおすすめします。
理由は開門時間が試合開始の1時間30分前に設定されているからです。
開門と同時に場内へ入れば、コンコースが混雑する前に限定グルメを並ばずに購入できたり、マスコットの「つば九郎」の動向もいち早くチェックできたりします。
土日のデーゲームや、夏の「花火ナイター」開催日などは、周辺道路や駅が想像以上に混み合います。
初めて神宮へ行く人は、神宮外苑にあるヤクルトのオフィシャルグッズショップ「つば九郎店」なども覗きたいはず。
そうした寄り道を含めると、2時間前に外苑前駅や信濃町駅に降り立っているのが、精神的にも肉体的にも余裕を持てるベストなタイミングといえるでしょう。
なお「つば九郎店」は2026年の2月に移転しています(移転先は信濃町駅から200メートル圏内で、改札口から神宮方面の歩道橋を渡ってすぐ)。
遅くとも試合開始の45分〜1時間前に
もし仕事帰りや予定の都合で早めに行けない場合でも、最低限「試合開始の45分〜1時間前」には球場周辺に到着しておきましょう。
この時間は、ちょうどグラウンドで両チームの選手が守備練習を行っており、場内が活気づき始めるタイミングです。また、試合開始約30分前にスタメン発表が行われるため、応援の熱量を高めるにはこの時間までに入場を済ませておくのが理想的です。スタメン発表時の迫力ある演出を見逃すと、観戦の盛り上がりが半減してしまいます。遅くともこの時間までには、チケットチェックをパスしておきたいところですね。
神宮球場は、入り口で手荷物検査を行う必要があり、ゲートを通過するまでに少し時間がかかる場合があります。座席を探して着席し、応援用の傘を準備する時間を考慮すると、やはり1時間前の到着が滑り込みのデッドラインです。
神宮球場の当日のタイムスケジュール
当日の流れを具体的に把握しておくことで、道迷いや買い出しの失敗を防げます。
ここでは、18:00開始のナイトゲーム(ナイター)を例に、一般的なタイムラインを見ていきましょう。プロ野球開催時の基本的な流れは以下の通りです。
- 16:00 球場周辺到着グッズショップ巡りや写真撮影を楽しむ
- 16:30 開門(入場開始)手荷物検査を経て場内へ。ビジター練習終盤が見られる
- 17:00 ヤクルト守備練習ホームチームの選手がグラウンドに登場
- 17:30 スタメン発表大型ビジョンでの映像演出と選手紹介
- 17:40 試合前イベントチア「Passion」のダンスやつば九郎のパフォーマンス
- 18:00 試合開始プレイボール!
神宮球場の開門時間は試合開始の1時間30分前(16:30)に設定されます。入場後はすぐに自分の座席を確認しましょう。その後にグルメやグッズの購入に向かうのがスムーズな動き方となります。
神宮球場の練習時間もファンにはたまらない見どころです。開門直後は、ビジターチーム(対戦相手)の打撃練習が終盤に差し掛かっている時間帯です。その後、試合開始約1時間前からは、ヤクルトの選手たちがグラウンドに出てきて守備練習を開始します。推しの選手の動きを間近で見たい人は、この時間を逃してはいけません。
そして最も見逃せないのが、試合開始約30分前の「スタメン発表時間」です。神宮球場の大型ビジョンは非常に鮮明で、選手一人ひとりの紹介映像がスタイリッシュに作られています。スタメンに合わせてファンが声を出す時間は、球場全体の一体感が一気に高まる瞬間です。
また、スタメン発表直後にはオフィシャルダンスチーム「Passion」による華やかなパフォーマンスや、始球式が行われます。
なお、つば九郎が「空中くるりんぱ」に挑戦するのは試合中のグラウンド整備が行われる時間帯です。
神宮球場へのアクセスと最寄り駅
神宮球場はアクセスの良さがメリットですが、逆に言えばどのルートもとても多くの人が利用します。試合当日のアクセスを考える上で、どの駅から歩くのが正解か、事前にシミュレーションしておきましょう。
神宮球場の最寄り駅と徒歩時間
東京メトロ銀座線 外苑前駅(3番出口):徒歩約5分 ★一番近い
最寄り駅は、東京メトロ銀座線の外苑前駅です。
3番出口から出れば、野球関連の看板やフラッグが並ぶスタジアム通りを直進するだけで、わずか5分ほどで球場正面に到着します。初めての人でも迷う心配がなく、道中にはコンビニやカフェも多いため、最もおすすめのルートです。
JR総武線 信濃町駅、JR総武線 千駄ヶ谷駅
JRを利用する場合は信濃町駅や千駄ヶ谷駅が候補に挙がります。信濃町駅からは徒歩約12分、千駄ヶ谷駅からは徒歩約15分となっており、外苑前駅に比べると少し距離があります。
しかし、明治神宮外苑の緑豊かな景色を楽しみながら歩けるため、散策を兼ねた観戦には最適です。
都営大江戸線 国立競技場駅(A2出口)
都営大江戸線の国立競技場駅(A2出口)からも徒歩約12分ほどで到着できます。複数の選択肢があることで、帰宅時の混雑を分散させられるのは神宮球場ならではの強みと言えますね。
試合前後のアクセスで気をつけたいポイント
神宮球場へのアクセスで留意すべき点は、座席(内野・外野)によって入り口が真逆になる点です。外野席(とくにライト側)を予約している場合、外苑前駅から行くと球場を半周以上歩くことになります。
逆に、信濃町駅や千駄ヶ谷駅から向かえば、外野ゲートに近い場所へスムーズに辿り着けます。「自分の席は一塁側か三塁側か、あるいは外野か」を事前に確認し、近い方の駅を選ぶのがアクセスのコツです。
また、雨天時や夏場のイベント日は足元や体力の消耗に注意が必要です。神宮球場は東京ドームと異なり、周辺に屋根がある通路がほとんどありません。急な雨に見舞われると、駅までの道中でずぶ濡れになってしまう可能性もあります。
さらに、試合終了後は外苑前駅に人が集中し、入場制限がかかることもしばしば。あえて少し離れた青山一丁目駅や表参道駅まで歩くことで、混雑を回避して帰れる確率が上がることも覚えておくと役立ちますよ。
試合開始前も120%楽しもう!
神宮球場は、ただ野球を見るだけの場所ではありません。
試合開始までの時間こそ、球場特有の「お祭り感」を味わう絶好のチャンスです。
神宮球場といえば、グルメの充実度が高いことで有名です。絶対に外せないのが、名物「じんカラ(神宮球場からあげ)」と「じんレモ(神宮レモンサワー)」の組み合わせ。カラッと揚がったジューシーな唐揚げと、爽やかなレモンサワーは、神宮の開放的な空気の中で味わうと格別の美味しさです。
他にも夏の風物詩である「神宮パイン氷」など、SNS映えするメニューが目白押し。これらを買うために行列ができることも多いため、開門直後の空いている時間を狙うのが正解です。
次に、応援を盛り上げるための「公式グッズショップ巡り」も欠かせません。神宮球場の周辺には、スタジアム通り店やつば九郎店など複数のショップがあります。
ヤクルトスワローズの応援に必須なのが、得点時に振るミニ傘。これを手に入れるだけで、ファンの一体感に加わることができます。自由奔放な言動で知られるつば九郎のグッズは、お土産としても非常に喜ばれるアイテムです。
さらに、歴史ある球場ならではのクラシックな雰囲気も楽しみの一つです。1926年竣工の神宮球場は、その佇まい自体がフォトジェニック。球場正面にある大きな選手看板や、神宮外苑の銀杏並木は最高の写真映えスポットです。
SNSでハッシュタグ「#神宮球場」や「#swallows」をチェックしながら、その日の限定イベント情報を収集するのも良いでしょう。外苑エリアを散策しながら、徐々に高まっていく観戦気分を存分に味わってください。
神宮球場観戦の注意点
神宮球場を快適に楽しむためには、屋外球場ならではのルールとマナーを把握しておく必要があります。東京ドーム(屋内)に慣れている人は、持ち物や雨対策の違いに注意しましょう。
まず、安全上の理由から「瓶・缶の持ち込み」は固く禁じられている一方で、ペットボトルや水筒の持ち込みは可能です。
また、神宮球場は一度入場しても「再入場が可能」です。チケットの半券を提示してスタンプを押してもらえば外に出られるため、忘れ物や追加のグッズ買い出しも安心です。
そして、神宮球場で最も重要なのが「雨天時の対応」です。神宮球場は内野席の一部を除き、ほとんどの座席に屋根がありません。試合途中で雨が降ってきた場合、客席で傘をさすことは後方の視界を遮るためマナー違反となります。
そのため、レインコートやポンチョの持参は必須アイテムです。球場内の売店でもスワローズ仕様のポンチョが販売されていますが、急な雨では売り切れることもあるため、天気予報が怪しい日は事前に用意しておくと安心でしょう。
まとめ
神宮球場でのプロ野球観戦を最高の思い出にするには、事前のタイムスケジュールの把握が何より大切です。
グルメや練習見学、つば九郎のパフォーマンスを余すことなく楽しむなら、試合開始の「1時間30分前」には球場へ到着しておくことを強くおすすめします。
アクセスの面では、最も近い外苑前駅を筆頭に、信濃町駅や千駄ヶ谷駅など、自分の座席位置に合わせてルートを選ぶのがスマートな大人の観戦スタイルです。
都心の夜空の下、傘を振って「東京音頭」を踊る瞬間は、何物にも代えがたい体験になります。この記事を参考に、当日の流れを完璧にイメージして、神宮球場での素晴らしい一日を過ごしてください。
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