- 「健康のためにランニングを始めたが、挫折しそう…。」
- 「いつも三日坊主でランニングを続けられません…。」
- 「気合いを入れてシューズとウェアを買ったのに…。」
ランニングを勢いよく(ようやく?)始めたけど、何日かしたらシューズは玄関のスペースを占領し、ウェアは収納されて再び姿を見ない…。
「始めだけはすごいやる気!」というのはランニングあるあるです。
それは、ロケットの発射に全てをかけたため、ロケットが飛び続ける方法を知らず、落下するようなものです
ロケットが飛び続ける方法、つまり「ランニングを続けるコツ」がわかれば、途中で挫折しません。
私は小学6年生の朝ランニングをきっかけに30年以上ランニングを続けてきました。高校生の時は陸上競技部に所属していましたが、それ以降はサークルなどに所属せず自己流でランニングを続けてきました。
今回は、ランニング初心者でもできるランニングを続けるコツを紹介します。
ランニングが続かない理由
ランニングをする目的があいまい
「なぜランニングをするのか?」
この問いに答えられない人はランニングをする目的が明確でない人です。「なんとなく走った方がいいかと思って。」という答えでは、ランニングは続けられません。
「健康のために」「ダイエットのために」「モテたい!」など、ランニングをする目的は人それぞれでOKです。
私の場合は、「大会でよい結果を出したい」「体重が増えたのでダイエットをしたい」「自律神経を整えたい」など、その時その時でランニングの目的が変わってきました。
ランニングの目的が変わってきたのもランニングを続けるコツかもしれません。
「なぜランニングをするのか?」
自分の答えを明確にしましょう。
毎日、完璧にやろうとする
毎日、完璧にやろうとすると挫折しやすいです。
「30分は絶対に走る!」「毎日絶対に走る!」「昨日走らなかったから、今日は絶対に走る。」といった謎ルールを自分に課すことで、自分を追い込む人がいます。
悪いわけではないですが、できなかった時の落胆が強いのではないでしょうか?
次第に、モチベーションが下がり、外に出るのも面倒になりやすいです。
自分が決めたルールを完璧にやる必要がある人は、重要な大会に出場する人です。
毎日ランニングを完璧にやろうとせず、もっとゆるくランニングをしていきましょう。
忙しい
仕事や学業、生活が忙しいためにランニングが続かない人も多いです。
忙しいと疲れ果てていてランニングをする気になりません。リフレッシュ目的にランニングをして疲労感が出たら本末転倒です。
また、「毎日走る!」と決めた人は、忙しくても毎日ランニングを頑張りますが、多くの人は続けられません。私も仕事の忙しさを理由にランニングの習慣がなくなりかけた時がありました。
忙しい中でも、ランニングを続ける工夫が必要になってきます。
ランニングを続けると得られる効果は?
脂肪燃焼効果がある
ランニングを続けると、消費カロリーが増えるため、脂肪燃焼効果が期待できます。
また速いランニングよりも、ゆっくりランニング(早歩きくらいのペース)をする方が脂肪燃焼効果があるという説もあります。
私も「長い距離をゆっくり走ること」を目的としたLSD(ロング・スロー・ディスタンス)によく取り組んでいました。
生活習慣が整い、健康志向になる
ランニングを続けると、お腹が空いて食事をしっかりとれるようになります。
そして、食べた分のエネルギーをランニングで消費すると、食事と運動のサイクルがうまく回り、健康的になります。
また、よく眠れるようになったり、落ち込んだ気分がリフレッシュされたりします。
究極は生活習慣病の予防にもなり、特にメタボリックシンドロームの予防にはランニングが効果的です。
ランニングを続けると体の質、生活の質が向上していきます。
体力がつく
ランニングが習慣になると体力がつき、疲れにくい体になります。
体力にはメンタルも含まれます。
ランニングで培った体力とメンタルで、周囲の人がしんどいような仕事もこなせます。体力がある人は重宝されます。
自分に自信がもてる
ランニングを続けることで、健康志向になり体力がつきます。
そんな自分を誇らしく思い、自分に自信をもてるようになります。
周囲の人が自身のランニング習慣を称賛してくれ、ますます自分を誇らしく思えるようになります。
初心者でもできるランニングを続けるコツ13選
ウォーキングから始める
いきなりランニングを始める人がいますが、ウォーキングから始めてもよいです。
「え、ランニングを続けたいんですが!」と声が聞こえてきますが、最低限のステップとしてウォーキングでもOKです。ウォーキングでもランニングに近い効果があります。
「走る基本は歩く」ですので、ウォーキングから始め、ランニングに移行していきましょう。
少ない時間から始める
30分のランニングが難しければ10分から始めてみましょう。5分や1分からでもOKです。
とにかく、少ない時間でもランニングを続けることを心がけましょう。
少ない時間でも回数を重ねていけば、少しずつ体力がつき、ランニングが継続できるようになってきます。
シューズを定期的に買い替える
新しいシューズはランニングのモチベーションをアップさせます。定期的に新しいシューズを手に入れ、ランニングが楽しくなるようにしましょう。
ウェアやグッズを定期的に買い替える
シューズと同様に新しいウェアやグッズもランニングのモチベーションをアップさせます。
コツはいきなりウェアやグッズを増やすのではなく、少しずつ増やしていくことです。
ウェア、サングラス、帽子、時計などをまとめて買う人がいますが、あまりオススメしません。続けられず三日坊主になったら、買ったものはゴミとなります。
ある期間ランニングを続けたら、グッズを増やすと、ランニングのモチベーションが継続します。
自分の生活に合わせてランニングする時間帯を決める
自分の生活の中でランニングできる時間帯を見つけましょう。できれば、決まった時間帯にランニングできるようにします。
私の場合は夕食30分後の時間帯にランニングをしています。休日であれば午前中に決めています。
自分の生活スタイルに合わせてランニングをする時間帯を見つけましょう。
スマホのアプリで距離を計測する
ある程度の時間をランニングできるようになったら、「距離」にこだわってみましょう。
今はスマホのアプリなどで走った距離を計測でき、記録も残してくれます。スマートウォッチがあると時間も距離もより簡単に計測できます。
自分の頑張りがランニングした距離に表れるので、走った距離が励みになり、さらに頑張れます。
新しい目標を決める
ランニングを続けることができてきたら、新しい目標を決めましょう。
コツは自分のレベルより少し高めの目標を設定することです。
「5分走れたら10分!」「3km走れたら5km!」というように少しずつ目標を変えていきましょう。
大会に申し込む
大会に申し込むことで、ランニングすべき状況に追い込みます。
ランニング初心者にはオススメしませんが、ランニングを続け、楽しくなりつつある人にはオススメです。
大会に申し込むことで、モチベーションがアップし、ランニングが生活の一部になっていきます。
ランニング仲間を見つける
仲間がいると続けやすくなります。
お互いに情報交換をしたり、悩みを相談したりできます。そして、ランニング仲間は意外に多いです。
今ではSNSでランニング仲間を見つけられます。
気持ちが乗らない時は休む
気持ちが乗らない時にランニングをイヤイヤやると、思うように体が動かなかったり、義務感に縛られたりで、余計にストレスになります。
気分が乗らない時は思い切って休むことも大事です。
私はランニングをするエネルギーがまったくない時期がありました。大会で自己記録を更新して燃え尽き症候群になり、半年近く走りませんでした。しかし、ランニングから離れたことで心身が回復し、ランニングをするエネルギーが再び溜まっていきました。
外出先からランニングをする
忙しい人にオススメの方法です。
自宅から外出先へのランニングは難しいですが、外出先から自宅へのランニングは取り組みやすいです。
例えば、駅から自宅へ、本屋から自宅へ、子どもを預けてから自宅へ、職場から自宅へなど、自宅への帰りにランニングをします。
この方法のメリットは、
- 少しでもランニングの時間を作れる
- 汗をかいてもすぐにシャワーを浴びられる
- 自宅に帰る安心感がある(通勤で職場へランニングするのは上級者です)
動画を見る
走っている人の動画を見て、モチベーションをアップさせます。
私は箱根駅伝の過去動画や山の神・神野大地さんやオリンピック選手・大迫傑さんの動画を見て、モチベーションをアップさせています。
ランニングマシンを買う
ランニングマシンがあれば、外がどんな状況でも走れます。ランニングマシンはそれなりのお金が必要で、安くはありません。
しかし、ランニングを続ける最大の自己投資だと思います。
私は持っていませんが…。
無理せず、自分のペースでランニングを続けよう
ランニングを続けるのは簡単ではありません。
ですから、「続かなくて当然」くらいの気持ちでランニングを始めてみてください。
自分の心身の状態や生活環境に合わせてランニングをしましょう。
そして、ここで紹介した「ランニングを続けるコツ13選」を試してみてください。
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