2026年の大学駅伝シーズンを占う出雲駅伝が、いよいよ開催されます。
2025年大会は國學院大學が優勝し、早稲田大学、創価大学が続きましたが、2026年大会は果たして?
本記事では、最新の戦力や注目選手、前年からの戦力変化をもとに、出雲駅伝2026の優勝候補と順位を予想しました。5校の優勝候補と、それを脅かす2校のダークホースに注目しています。
出雲駅伝2026の優勝候補
優勝候補に挙げたのは、早稲田、中央、駒澤、國學院、青学の5校です。
その中でも、早稲田と中央は、スピードランナーの多さとゴールデンルーキーの存在で頭一つ抜けている感じがします。
優勝候補①早稲田大学
3大駅伝全ての優勝候補になる早稲田大学。それだけ今年の早稲田への期待は高いです。
何と言っても、昨年の全国高校駅伝で区間賞を争った増子陽太(5000m13分20秒35)、本田桜二郎(5000m13分32秒61)、新妻遼己(5000m13分35秒33)が加入。すでに大学トップレベルのスピードがあるだけに、どうしても彼らに注目が集まります。
しかし、今年の早稲田の強さはスーパールーキーの存在だけではありません。
各学年に大学長距離界のエース級がいます。
昨年、ルーキーとして注目された鈴木琉胤(13分20秒64)と3000m障害が専門の佐々木哲の2年生。
今年5000mで13分17秒19をマークした山口竣平と13分37秒61をマークした吉倉ナヤブ直希の3年生コンビ。
そして、山の名探偵・工藤慎作(13分38秒67)とキャプテンの小平敦之の4年生がチームを支えます。
また、昨年の出雲駅伝と今年の箱根駅伝で優勝争いをした経験も大きく、距離が短い出雲駅伝では、早稲田のスピードが大いに発揮されるでしょう。
優勝候補②中央大学
中央大学にも大学長距離界屈指のスピードランナーがいます。
5000m13分19秒44の岡田開成(3年生)を筆頭に、同13分28秒66の三宅悠斗(2年生)、同13分28秒68の藤田大智(4年生)、同13分30秒35の七枝直(3年生)と13分台前半のランナーが多数います。
そして、1年生の栗村凌も13分21秒99をマーク。同じくルーキーの簡子傑(13分42秒38)も楽しみなランナー。
もしかするとスピードだけを見たら早稲田以上かと。
他にも佐藤大介(3年生・13分41秒39)、 柴田大地(4年生・13分43秒77)、本間颯(4年生・13分44秒96)と経験豊富なランナーも健在。全日本、箱根と距離が増えても、中央大学の存在感は強烈です。
優勝候補③駒澤大学
早稲田と中央に続くのが駒澤大学、青山学院大学、國學院大学。
駒澤大学は見方によっては過渡期かと。
田澤廉、鈴木芽吹、篠原倖太朗、佐藤圭太といった大エースが抜け、総合力が求められる時期と見ています。
そんな中でエース格は桑田駿介(3年生・13分39秒47)。今年はニューヨークシティハーフマラソンで1時間00分13秒をマーク。エースの系譜を堂々と継いでいます。
個人的には、もう一人の3年生・谷中晴の状態を気にしています。
早稲田のルーキーに注目が集まりますが、駒澤にも土間董哉(13分39秒13)や今村仁(13分48秒83)など、楽しみな1年生がいます。
優勝候補④國學院大学
出雲駅伝2連覇中の國學院大学。
3連覇の期待がありますが、昨年走った青木瑠郁、高山豪起、上原琉翔は卒業。
昨年、一昨年に比べると選手層に多少の不安があると見ています。駒澤大学と同じように過渡期かと。
ただ、キャプテンの野中恒亨(4年生・13分28秒47)の走りには注目です。昨年の出雲駅伝では3区で流れを引き寄せる走りを見せました。
チャンピオンの意地を見せてほしいです。
優勝候補⑤青山学院大学
青学は優勝候補に入れるべきか非常に悩みました。
昨年の出雲は7位で、出雲の時期はおとなしい印象がありますからね。
それでも箱根駅伝3連覇中ですから、強いことは間違いないです。
注目は3年生の小河原陽琉、折田壮太、飯田翔大、佐藤愛斗です。実力者の彼らがどこまで成長しているかはとても気になります。
そして、箱根をも見据えた新戦力が出てくるでしょうか?
個人的には、神邑亮佑、榅山一颯、本宮優心の2年生が飛躍してほしいところです。
箱根で培った選手層・チーム力を武器に優勝争いをしてほしいところ。
出雲駅伝2026のダークホースは?
優勝候補の5校に食い込むであろうダークホースは順天堂大学と創価大学の2校です。
順天堂大学
今年の箱根駅伝で総合3位で4年ぶりの表彰台に立った順天堂大学。
エース・吉岡大翔(4年生)を筆頭に、川原琉人、玉目陸、永原颯磨、山本悠といった3年生が中心のチーム。
10000mの平均タイムでは他校に劣るものの、箱根で見せたピーキング力は脅威です。1年生ながら好走した井上朋哉にも注目。
創価大学
優勝争いに入る可能性が十分ある創価大学。昨年の出雲は3位。
注目選手は小池莉希。関東インカレでは10000mで27分52秒43の自己ベスト。5000mでも日本人2位に入り、前年までとは一段違う成長を見せています。
出雲駅伝2026の順位予想
優勝候補とダークホースから以下の順位を予想しました。
1位:中央大学
スピード×経験値に期待
2位:早稲田大学
若さの勢いに期待だが、経験値は…
3位:國學院大学
2連覇中の経験を生かして上位に
4位:青山学院大学
スピードのある選手が出てきている
5位:駒澤大学
1区から上位争いができれば…
6位:創価大学
3位あたりに食い込む可能性もアリ
7位:順天堂大学
区間配置次第ではもっと上に
8位:帝京大学
逆転シード権獲得の箱根の走りを再現したい
出雲駅伝2026の順位を左右する3つのポイント
ここでは今大会の順位を左右するポイントについて解説します。
スピード駅伝への適性
出雲駅伝は、全6区間45.1kmで争われます。
1区8.0km、2区5.8km、3区8.5km、4区6.2km、5区6.4km、6区10.2kmと、箱根駅伝や全日本大学駅伝と比べて1区間の距離が短いのが特徴です。
距離が比較的短い駅伝のため、出雲駅伝は「スピード駅伝」と呼ばれています。
長距離を一定のペースで走る能力だけでなく、5000mなどで高いスピードを持つ選手を揃えられるかが重要になります。
優勝候補を比較すると、早稲田大学、中央大学などは5000mで13分台の選手が複数いて、出雲駅伝への適性が高いと考えられます。
一方、箱根駅伝のような長距離区間では強さを発揮する大学(たとえば青山学院大学)でも、短い区間でスピード勝負になると、必ずしも同じような結果になるとは限りません。
順位予想では、各大学の10000mやハーフマラソンの実績だけでなく、5000mの自己ベストや近年のトラックでの走りも重視しました。
6人の選手をどれだけ「出雲向き」に揃えられるかが、優勝争いを左右するポイントになります。
1区・3区・6区のエース配置
出雲駅伝では、1区・3区・6区の3つの主要区間に誰を配置するかが、順位を大きく左右します。
1区の8.0kmはレースの流れを決める重要な区間で、ここで出遅れると、その後の区間で追い上げるために大きな力を使うことになります。
3区の8.5kmは中盤の流れを左右する区間です。2025年大会では城西大学のヴィクター・キムタイが3区で区間賞を獲得して首位に浮上しました。エース級の選手を配置し、ゲームチェンジを狙う大学が近年では目立ちます。
また、6区は10.2kmと最も長く、最後の順位争いを決めるアンカー区間です。2025年大会でも國學院大學が最終区間で優勝を決めましたが、過去に何度もアンカー対決が繰り広げられています。
距離が短い出雲駅伝では、最後まで勝負がもつれることが多いため、最終6区の重要度はかなり高いです。
各大学がこの3区間にどの選手を配置するかが注目されます。
単純にチームのエースを並べるだけでなく、1区で流れを作る選手、3区で勝負を動かす選手、6区で逃げ切れる選手を揃えられるか。
3区間の配置によっては、事前の順位予想が大きく変わる可能性があります。
6人の選手層
出雲駅伝は、わずか6人の選手で45.1kmを走り切ります。
箱根駅伝は10区間、全日本大学駅伝は8区間で争われますが、出雲駅伝では6人しか走らないため、「チーム全体の人数」よりも「上位6人の質」が重要です。
エースが強くても、残りの選手が大きく崩れてしまえば優勝争いから後退してしまいます。
昨年の創価大学がいい例です。
2時間10分05秒で3位に入りましたが、全選手が区間5位以内という安定した走りを見せました。
つまり、突出した選手だけに頼るのではなく、6人全員が高い水準で走ることが上位進出につながります。
その点で見ると、今年は早稲田大学や中央大学、青山学院大学は、主力選手に加えて下級生にも有力選手がいて選手層が厚い印象があります。
1区・3区・6区の配置と、残り3区の安定感を両立できるかが優勝の大きなポイントです。
出雲駅伝2026の日程
2026年10月12日(月・祝)
スタート時間
9時10分
これまでは13時ごろのスタートでしたが、暑熱対策のため今回から変更しています。
出雲駅伝のコース
ここでは出雲駅伝のコースの特徴について解説します。
1区 8.0km 出雲大社正面鳥居前~出雲市役所・JAしまね前
エース級が集う序盤の重要区間。
スタート直後に神門通りを約500m下り、3km付近に高低差約15mのアップダウンがあり、最初の駆け引きポイントになる。
2区 5.8km 出雲市役所・JAしまね前~斐川直江
全6区間で最短の高速区間。
神立橋など小さなアップダウンが2か所あり、スピード自慢のランナーが起用される。
トップとの差が数秒でもつくと取り返しが難しい。
3区 8.5km 斐川直江~平田中ノ島
前半の最長区間。
ゲームチェンジをする重要な区間でもある。
比較的フラットでスピードが出やすいが、風が強く吹くこともありペース配分が重要。この区間で順位が大きく動くことも。
4区 6.2km 平田中ノ島~鳶巣コミュニティセンター前
ややアップダウンがあり、持久力とリズム感が勝負を分ける中盤の区間。
緩やかな登り坂もあり、意外とタフなコースで逆転のきっかけ区間にもなりやすい。
5区 6.4km 鳶巣コミュニティセンター前~島根ワイナリー前
アップダウンがやや多く、準エース級が配置されることが増えた区間。
中盤の累積疲労が出始めるタイミングで粘り強さが求められ、勝負の流れを最終区につなぐ重要な区間。
6区 10.2km 島根ワイナリー前~出雲ドーム前
最長のアンカー区間。
「逆転の6区」とも呼ばれ、最後の最後で順位が入れ替わることも珍しくない。
ラストスパート合戦が見どころ。
出雲駅伝2026の出場校
- 札幌学院大学 北海道
- 北海道大学 北海道
- 東北学連選抜 東北
- 青山学院大学 関東
- 國學院大學 関東
- 順天堂大学 関東
- 早稲田大学 関東
- 中央大学 関東
- 駒澤大学 関東
- 城西大学 関東
- 創価大学 関東
- 帝京大学 関東
- 日本大学 関東
- 信州大学 北信越
- 金沢学院大学 北信越
- 皇學館大学 東海
- 関西大学 関西
- 京都産業大学 関西
- 広島経済大学 中国四国
- 第一工科大学 九州
- アイビーリーグ選抜
- 中国四国学連選抜 オープン参加
出雲駅伝の出場校はどうやって決まる?
出雲駅伝の出場校は、全国8つ(北海道・東北・関東・北信越・東海・関西・中国四国・九州)の地区学連ごとに割り当てられた出場枠に基づき、各地区の学連が推薦・選考する形で決まります。
2026年大会では、関東10枠、北海道・北信越・関西が各2枠、東北・東海・中国四国・九州が各1枠となっています。
各地区の選考基準は学連ごとに異なり、関東は同年1月の箱根駅伝でシード権(上位10位)を獲得した10校、東海や九州は地区学生駅伝などの成績で選出しています。
出雲駅伝2026の優勝予想アンケート
- おひとり1票です
- 優勝するチームを選び、Voteを押してください。
- 10月12日午前9時まで
出雲駅伝2026の結果
大会終了後に掲載します!アンケート結果とぜひ比べてみてください。
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