駅伝の面白さがわからないあなたに伝えたい駅伝の魅力5選

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駅伝の魅力 面白くない つまらない 駅伝の楽しみ方 マラソン・駅伝
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今年も駅伝シーズンが到来!

 

しかし、

「秋になると駅伝のレースが開催されるけれど、何が面白いのかわからない・・・」

「とても長い時間やっていて、退屈なイメージがある」

と、駅伝の面白さがわからない人も多いようです。

 

また、「こんなに多くの人が沿道で応援する駅伝の魅力を知りたい!」という人も。

 

今回は、駅伝の面白さを知りたい人や駅伝観戦を楽しみたい人に向けて、駅伝の魅力をまとめました。

 

私自身、中学・高校と駅伝大会に出場し、選手として駅伝の魅力を味わった当事者でもあります。

また、毎年欠かさせず学生から実業団の主要な駅伝大会をチェックしています。

 

一般的な駅伝の魅力だけでなく、選手目線・観戦目線の体験を交えて、駅伝の魅力を解説していきます!

記事の後半ではおすすめの駅伝の楽しみ方も紹介していますので、ぜひ最後まで読み、駅伝を楽しんでほしいと思います。

 

駅伝の魅力 5選 ただの長距離走ではない! 

駅伝に対して

「長い時間やっていて飽きる」

「そもそも走るって苦しい・・・」

「強いチームが独走している評判通りのレースだと楽しめない」

というイメージをもっている人は少なくないです。

 

たしかに、長距離走って長いし、苦しい、見ていて飽きやすいです。

しかし、駅伝は違います!

 

駅伝の魅力① 個人競技×チーム競技

駅伝は長距離走という個人競技をチーム競技化したものです。

複数人のチームで一本のタスキを繋ぎ、順位を争います。

 

選手は個人の長距離走とは異なり、「チームのために走る」という意識が駅伝では芽生えます。

チームを優勝に導く快走をしたり、誰かが失速する走りをしても他の選手がカバーする走りをしたり、チームプレーが駅伝には見られます。

「チームのために(人のために)」というのは、日本人が好きな要素かもしれません。

 

また、チーム(集団)で練習する機会も増え、選手はチームの所属感や愛着も増します。

こうしたチームの切磋琢磨や助け合いが絆の物語として語られ、多くの人の心を打ちます。

 

選手のハートの受け渡しも駅伝の魅力の一つです。

 

駅伝の魅力② ごぼう抜きと駆け引き

ごぼう抜きとは、後方からドンドンと前のランナーを抜いていくことをいいます。

ごぼう抜きのシーンには「すごい!」「どこからそんな力が!?」という驚きとともに、ワクワクする高揚感があります。

まさしく駅伝の醍醐味です。

 

私は中学生の時、県の駅伝大会で8位から3位にチームを押し上げた経験があります。 

前のランナーが近づいてくる喜び、順位を上げるうれしさは今でも覚えています。

選手目線でも、ごぼう抜きは気持ちイイものです。

 

また、ごぼう抜きに加えて駆け引きも駅伝の醍醐味です。

駆け引きは競っている時によく見られます。

「並走すべき?」

「距離を空けて少し後方を走るか?」

「前に出て攻めた走りをすべきか?」

「どのタイミングでスパートして突き放すか?」

選手同士がお互いの表情や走りを見て心理を探る様子は注目です。

特にトップ争いは・・・。

 

駅伝の魅力③ レースの流れを生む区間配置

駅伝は流れのスポーツです。

チームの監督はブレーキとなる区間ができないように、最も効率よくタスキを運べるように選手を区間配置します。

区間配置は、選手のコンディションや能力、コースや気温、他チームの戦略との駆け引きで行われます。

選手を適材適所に区間配置することで、流れに乗ったレース運びができます。

 

駅伝の魅力④ エースとスペシャリスト

神野大地

山の神として有名な神野大地選手 (Number Webより)

チームには持ちタイムが一番速いエースと呼ばれる選手がいます。

エースはチームの大黒柱で、監督もタイムや順位を計算できる選手です。

チームの順位を押し上げたり、レースの流れを変えたりする役割があります。

 

またスペシャリストの存在も駅伝の魅力の一つ。

箱根駅伝では、山登りのスペシャリストがよく注目されます。

その他にも、集団走が得意でラストスパートが得意な1区のスペシャリストや、前のランナーと離されても単独走で粘り強く走れる最終区のスペシャリストなどのスペシャリストがいます。

 

ぜひ各チームのエースとスペシャリストに注目してみましょう。

 

駅伝の魅力⑤ 想定外の展開

想定外の展開は駅伝を面白くする一つの要素です。

駅伝の想定外を招く要因は以下のようなものがあります。

  • エースの不調
  • レース当日までの体調
  • 気象条件(気温・湿度・風)
  • チームの雰囲気
  • レース中のアクシデント

チームの平均記録がたとえ上位でも、自己ベストのタイムが区間最速でも、何が起こるかがわからないのが駅伝です。 

 

駅伝のおすすめの楽しみ方 5ステップ

駅伝の楽しみ方① 駅伝の基本情報を知ろう!

まずは駅伝の開催場所、コースの特徴、距離(短いか長いかで走り方が変わる)などの基本情報を知りましょう。

 

私は実際に駅伝が開催されるコースを見に行ったり(旅行したり)します。

私のアイコンの写真は箱根駅伝往路のゴール地点である芦ノ湖前で撮影したものです。

 

少し駅伝の情報に触れるだけでも、グッと駅伝が身近になりますよ。

 

駅伝の楽しみ方② 注目のチーム(学校)、選手を見つけよう!

推しのチーム、推しの選手を見つけてみましょう。

これはスポーツを楽しむ基本かもしれません。

 

野球に詳しくなくても大谷翔平選手のバッティングだけは見たり、母校だからという理由で応援したり。

何か理由をつけてチームや選手を応援すると、次第にそのスポーツにハマっていくことはよくあります。

 

ちなみに最近は、走りだけではなく、イケメン・美女という視点で選手を応援するのもトレンドです。

 

駅伝の楽しみ方③ レース展開を予想しよう!

何回かレースを見ていると駅伝で重要なことがわかってきます。

記事の前半に書いた、エースやスペシャリストの存在、そして区間配置による戦略。

コースの特徴や気象条件も含めてレースの展開を予想してみましょう。

チームが1区からの流れを大切にした前半重視の区間配置なのか、アンカー勝負も見据えた後半重視の区間配置なのかも見えてきます。

レースの流れが見えるようになり、一気に駅伝が面白くなります。

 

駅伝の楽しみ方④ 順位や優勝候補を予想しよう!

どのチームが何位に入るか?優勝するのか?を予想してみましょう。

予想した理由をつけて駅伝を観戦すると、自分の予想が当たるかが気になり、レースから離れられなくなります(笑)

それくらい駅伝にのめり込めたらGoodです!

 

駅伝の楽しみ方⑤ このブログを見て駅伝を楽しもう!

宣伝かよ!

と思うかもしれません。

 

ただ、様々な視点で駅伝を楽しんでもらいたいのが私の本心。

このブログでは主に高校生から大学生、社会人の駅伝を中心に記事を書いています。

ぜひ参考にしてみてください。

そして、読者のみなさんの順位予想やレース展開を聞かせてほしいです。

 

おまけ 1km3分ペースってどれくらい?

大谷翔平選手がすごいのはわかるが、何がすごいのかはわからない人は多いようです。

野球経験者はホームランを打つのがどれほど難しいか、コンスタントに結果を出すのがいかに困難かがわかるため、大谷選手の偉業がとてつもないことだとわかります。

 

駅伝にもすごさの基準がほしいですよね?

ここでは選手が走るスピードに注目します。

 

駅伝の中継でよく実況が口にするのが「1kmのペース」です。

選手が1kmをどれくらいで走っているかに注目すると、駅伝のレースより楽しめます。

 

選手は1kmをだいたい3分で走ります。

このペースを100m、50mに換算すると。

 

100mを平均18秒、50mを平均9秒で走っている計算です。

速すぎませんか?!

 

最近は競技レベルが向上しているため、箱根駅伝のような20kmを超える距離でも1km2分45秒で走る選手が増えました。

このペースだと普通の人の全力疾走のペースです。

すごすぎですね!

 

マラソンや駅伝、中・長距離走のペース表を作成しています。

これ👇を参考にレースを見るのもおすすめです!

マラソンのペース表・中長距離走のラップタイム表【レース・練習に使えます!】
800m、1500m、3000m、5000m、10000m、ハーフマラソン、フルマラソンのペース表をまとめました。ペースの計算はいらず、一目でわかります。

 

毎日の積み重ねが見えたら・・・

レースそのものが注目される駅伝。

 

しかし、選手はレースのために何百、何千、何万キロの距離を走り込んできています。

 

私は駅伝の記事を作成するたびに、選手への尊敬の念が強まります。

 

「すごい練習量だ」

「チームの雰囲気がよくなってきている」

「優勝への執念がすごい」

 

選手が努力する姿が見えてきます。

 

駅伝の応援だけでなく、選手の毎日も応援していきましょう!

 

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