第100回箱根駅伝2024優勝候補を予想 駒澤大学3冠連覇を阻止するのは?

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第100回箱根駅伝優勝候補 予想 大学駅伝
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1月2日、3日に開催される箱根駅伝。

2024年は第100大会という節目の大会です。今大会の予選会が全国の大学に拡大されたことも話題になりました。

箱根駅伝2024予選会を観てきました!結果と感想まとめ

今回の記事は記念すべき第100回箱根駅伝の優勝候補を見ていきます。

大学3大駅伝の結果、今年(第99回)の箱根駅伝の結果、予選会の結果などから、優勝予想をしていきます。

 

第100回箱根駅伝の出場校

第100回箱根駅伝予選会2024

シード校(順番は前回大会の順位)

駒澤大学      58年連続58回目
中央大学      7年連続97回目
青山学院大学    16年連続29回目
國學院大学     8年連続17回目
順天堂大学     13年連続65回目
早稲田大学     48年連続93回目
法政大学      9年連続84回目
創価大学      5年連続7回目
城西大学      2年連続18回目
東洋大学      22年連続82回目

予選会通過校

大東文化大学    2年連続52回目
明治大学      6年連続65回目
帝京大学      17年連続25回目
日本体育大学    76年連続76回目
日本大学      4年ぶり90回目
立教大学      2年連続29回目
神奈川大学     2年ぶり54回目
国士舘大学     8年連続52回目
中央学院大     2年ぶり23回目
東海大学     11年連続51回目
東京農業大学   10年ぶり70回目
駿河台大学    2年ぶり2回目
山梨学院大    4年連続37回目

 

今シーズンの出雲駅伝・全日本大学駅伝の結果

出雲駅伝(以下、出雲)の結果

  1. 駒澤大学
  2. 創価大学
  3. 城西大学
  4. 國學院大学
  5. 青山学院大学
  6. 早稲田大学
  7. 中央大学
  8. 東洋大学
  9. 法政大学
  10. 順天堂大学

2023年出雲駅伝 2年連続3冠に向けて駒澤大学好発進!! 駅伝は流れ!!

全日本大学駅伝(以下、全日本)の結果

  1. 駒澤大学
  2. 青山学院大学
  3. 國學院大学
  4. 中央大学
  5. 城西大学
  6. 創価大学
  7. 大東文化大学
  8. 東京国際大学
  9. 東海大学
  10. 早稲田大学
  11. 順天堂大学
  12. 帝京大学
  13. 東京農業大学
  14. 東洋大学
  15. 国士館大学

※関東以外の大学は省略します。

駒澤大学が出雲・全日本を制し、2年連続3冠に王手という結果になっています。

2位以下は力が拮抗しています。「駅伝は流れ」が大事。流れに乗れば自然と上位に進出します。そして、良い流れを作るには「区間配置」が重要です。

箱根駅伝は、傾斜がきつい区間、アップダウンが激しい区間、気温が上がる区間など、各区間にそれぞれ難所があります。その難所に対応できる選手を配置、つまり適材適所に選手を配置できるかが、優勝争い・シード権争いのポイントになってきます。

 

大学3大駅伝と予選会の結果から優勝候補

 

駒澤大学がダントツ

出雲・全日本を制し、2年連続大学三大駅伝3冠に王手の駒澤大学が優勝候補筆頭。

駒澤大学の強みは選手層の厚さです。佐藤圭太(2年)、鈴木芽吹(4年)、篠原倖太郎(3年)が10000m27分台の記録をもっており、10000mの平均タイムも27分台直前まで伸びています。

前回の箱根を経験したメンバーでは、安原太陽(4年)、赤星雄斗(4年)の4年生、山登りを担当した山川拓馬(2年)、山下りを担当した伊藤蒼唯(2年)の2年生コンビがおり、盤石の布陣です。何よりも大学三大駅伝5連勝中という勝ち癖が駒澤大学にはあります。

駒澤大学に付け入るスキがあるとすれば、「プレッシャー」と「慢心」でしょうか。偉業に向けて相当なプレッシャーがかかると思います。盤石の駒澤大学と言えども、1区間のブレーキで流れが変わるのが箱根駅伝です。転倒や想定外の気候など、レース中のアクシデントも起こり得ます。また、ケガによってベストメンバーを組めないとなると、他の大学にも勝機が出てきます。それでも選手層の厚さでカバーできそうですが…。

 

メンバーが揃いつつある青山学院大学 

青山学院大学には昨年は近藤幸太郎、岸本広紀の大エースがいましたが、今回は世代別のエースに注目です。全日本では2位に入り、10000mの記録が伸びてきた選手も多いです。

経験値の高い佐藤一世(4年)、箱根駅伝は外さない太田蒼生(3年)、今シーズン急成長の黒田朝日(2年)が軸になりそうです。原監督も各世代のエースの働きを重視しています。そして、前回欠場した若林宏樹(3年)が再び山を走るメンバーを組めれば…。「負けてたまるか大作戦」発動。

 

成績が安定している國學院大学

出雲4位、全日本3位の成績を残している國學院大学は安定感があります。平林清澄(3年)と伊地知賢造(4年)の2枚看板に、山本歩夢(3年)、青木瑠郁(2年)と実力者揃いです。私は平林選手に期待を寄せています。全日本では第7区区間賞を獲得しています。

【初心者のための駅伝解説】箱根駅伝の前哨戦!2023全日本大学駅伝

問題は山登りと山下りを誰が走るかです。前回は伊地知が山登りでしたが、できればそうしたくないところ。もう少し選手層の厚みが出れば駒澤大学にとっても脅威の存在になるはずです。

 

流れに乗ればチャンスありの創価大学

國學院大学とほぼ同じ力を有するのが創価大学。10000m28分台のランナーが多く、10000mの平均タイムは28分30秒近くです。

注目は出雲、全日本で区間賞を獲得している吉田響(2年)。東海大学から創価大学へ編入した選手です。吉田はかつて山を走りたいと東海大学に入学しました。今回、吉田が山を走り、スティーブン・ムチーニ(1年)を2区・3区に配置できれば、創価大学の上位進出が期待できます。

 

期待値が高い中央大学

駒澤大学打倒の筆頭として期待が高い中央大学。前回の箱根駅伝では、駒澤大学を追い詰める場面もあり、2位という結果でした。

今季の出雲(7位)・全日本(4位)は本来の実力を発揮できていない駅伝となっています。しかし、大エースの吉居大和(4年)を中心に、中野翔太(4年)、湯浅仁(4年)、阿部晴樹(3年)の上級生、吉居駿恭(2年)、溜池一太(2年)の2年生コンビと、力のあるランナーは多いです。先の2つの駅伝では、少しチグハグな駅伝になり、優勝争いに食い込めませんでした。前回の往路メンバーが全員残っているアドバンテージを生かしたいところ・・・。

 

今大会のダークホースは城西大学

城西大学は前回の箱根メンバーが全員残っています。

特に、前回山登りの5区で区間新記録を樹立した山の妖精・山本唯翔(4年)の存在が大きいです。5区で勝負できる計算ならば、主力を往路につぎ込んで往路優勝を狙う戦略もできます。

全日本大学駅伝で爆走したヴィクター・キムタイ(2年)、斎藤将也(2年)は10000m27分台を今季マークしていて絶好調。確実に力をつけているメンバーが多く、旋風を巻き起こしそうな予感がしています。

 

予選会1位通過の大東文化大学

予選会をトップで通過した大東文化大学は勢いがあります。全日本大学駅伝では7位と大健闘。10000m平均タイムは28分30秒近くで、地力はあります。

かつて「山の大東文化」と呼ばれたように、山登りと山下りで順位を上げられれば上位に進出してくるでしょう。

 

駒澤大学がダントツだが…

駒澤大学が優勝の大本命です。

しかし、箱根駅伝は長丁場の起伏ある駅伝で、箱根の山があり、強風ありの難しい駅伝です。1月2日・3日に選手の状態をピークに合わせるのも至難の技です。

そして、箱根駅伝は「速さより強さ」が求められる駅伝で、持ちタイムでは劣る大学にもチャンスはあります。

2年連続3冠の偉業を見たい気持ちと、強い強い駒澤大学に勝つ大学が現れる瞬間を見たい気持ち。

どちらもワクワク。今から楽しみです。

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