「勉強がめんどうだな……」
「受験に合格するために勉強をしなければいけないのに……」
「今日は気分が乗らないな……」
勉強をしなければいけないのに、やる気が出ない時ってありませんか?
むしろ、やる気が出る時の方が珍しい人もいるのではないでしょうか?
今回は、勉強にやる気が出ない時の対応方法を紹介します。
この記事を読むと、勉強のやる気が出ない時に何をしたらよいかがわかります。
勉強以外のことにも活用できるので、ぜひ記事を読んで試してください。
私は、
- 国立大学卒業、
- 教員採用試験合格、
- 簿記3級を独学1か月で合格
など、受験勉強や資格試験勉強で結果を出してきました。現在も簿記2級取得に向けて勉強中です。
これらの勉強の中で得たノウハウをみなさんと共有したいと思います。
勉強にやる気が出ない時の対応方法 13選
勉強にやる気が出ない時は、気分を変えるようにします。
勉強自体にやる気を出すのではなく、やる気がない状態を変えていきます。
勉強のストレス発散も兼ねながら、簡単にできる気分転換の方法を紹介します。
少ない時間で取り組んでも効果があるので、試してみてください。
歩く
体を少しでも動かすと、全身の血流が良くなります。血流が良くなると、酸素が脳に回り、気分が上がってきます。
家の中やマンションの廊下、マンションのエントランスまでなど、短い距離を歩くだけでも気分が変わってきます。
走る
歩くより走るとさらに心拍数が上がり、血流が良くなります。家の周りを少し走るぐらいでよいです。
「歩く」「走る」はどこでも、すぐにできます。
その場で足踏みをするのも効果があります。
軽い運動する
ストレッチをして筋肉や筋を伸ばしたり、腹筋や腕立てふせなど筋トレがオススメです。
5分ほどでできるので、勉強の休憩にも最適です。
私はよくラジオ体操をしていました。3分ほどで体が温まり、気分も整い、勉強に向かえます。
また、何かを打つ運動もよいです。バドミントンやボール蹴り、少し足を伸ばしてバッティングセンターでボールを打つなど、スカッとする運動はストレス発散にもなります。
音楽を聞く
気分が上がる曲を聞きましょう。これを聞いたら気分が上がる自分のお気に入り曲を見つけて、勉強を始めや朝に、お気に入りの曲を聞いて気分を高めます。
勉強のスイッチが入ると、勉強している時にも曲が流れてきたりします。
曲と聞くとアーティストが歌うものだと思いがちですが、クラシックなどの歌がない曲でもよいです。私は「箱根駅伝のテーマ曲」「競馬のファンファーレ」を聞いて気分を高めていました。
音楽を歌う
音楽を聞くついでに歌うのもよいです。
音楽を歌うということは、気分がかなり上がってきている証拠です。そのままの流れで勉強に向かいます。
夢中になりすぎたり、近所迷惑にならないように気をつけてください。
そうじをする
机周りや自分の部屋のそうじをします。物の整理整頓でもOKです。
そうじには、夢中になるという不思議な効力があります。気づいたら1時間そうじをしていたみたいなこともあります。
そうじをすると気持ちが整ってきます。
また、机や部屋がきれいに片付くことで勉強に集中できる環境もでき、一石二鳥です。
水を飲む
コップ一杯分の水をゆっくり飲みましょう。
緊張する時や体の具合が悪い時、水を飲んだ方がよいと言われたことはありませんか?
水を飲むと心が落ち着く効果があります。
体に水が染みわたるのを想像しながらゆっくり飲んでみましょう。
憂鬱(ゆううつ)な気持ちが少し楽になり、気分が上がっていきます。
コーヒーを飲む
コーヒーは眠気覚ましになります。好き嫌いが分かれますが、コーヒーを飲んで勉強のスイッチを入れる人は多いです。
私は高校時代、勉強に集中したいときや模試のときは、「ブルーマウンテン」を飲んでいました。それがとてもよい勉強のスイッチになり、大人になった今でもコーヒーを飲んで仕事のスイッチを入れています。
甘いものを食べて、栄養補給する
やる気が出ない時は、脳に栄養が不足している時です。
つまり、エネルギーが不足している状態です。
脳にエネルギーを与えるためにチョコレートなどのお菓子などを食べるとよいです。
お家にもバッグの中にも、お菓子などを入れて、すぐに栄養を補給できるようにしておきましょう。
ガムを噛む
ガムを噛んであごを動かすことで、顔の血流が良くなります。脳にも酸素が行き渡るようになり、集中しやすくなります。
そもそも、咀嚼(そしゃく)は唾液の分泌など体の健康に大事だと言われています。
ガムを噛むことは勉強にも、体にも良いことです。
日差しを浴びる
日差しを浴びると、気持ちイイ時があります。
それはセロトニンという神経物質が分泌されるからです。
セロトニンと幸せを感じるホルモンと言われています。
部屋に引きこもり、充分な光を浴びていないと、体が目覚めず、気分が下がり気味です。疲れ気味のときや気分が乗らないときは、積極的に日差しを浴びましょう。
また、朝一番に日差しを浴びると、体内時計がリセットされ、体の調子が整ってきます。
寝る
脳が疲れているとやる気が出ません。また、脳が疲れていれば、集中力が落ち、勉強の効率も下がります。
そんな時は、20分ほど寝てみましょう。
一度寝てリフレッシュした方が、気分良く勉強できます。
疲れがたまっている時は、「今日は寝る日!」と決めて、長時間寝ることも必要です。
勉強をしない日を作る
思い切って勉強以外のことをやる日を作ってみましょう。
どこかにお出かけやショッピングするのも良いでしょう。
一日中ゲームをやるのも良いでしょう。
とにかく勉強を忘れる!という日を作ります。ストレスも発散されて、スッキリして次の日から頑張れます。
ただしこれは、勉強を頑張ってきている人のための方法です。頑張っていない人は勉強をする日を作りましょう。
気分転換をして勉強のやる気を出すコツは、
13の方法を組み合わせてオリジナルの気分転換方法を見つけることです。
試行錯誤して自分に合う方法を見つければ、継続して勉強に向かうことができるようになります。
私はコーヒーを飲みながら、チョコレートを食べると、やる気のスイッチが入ります。日差しを浴びながら、家の周りを5分ほど歩いてから勉強する時もあります。
大事なのは、無理せずに自分ができることで気分転換をすることです。
勉強のやる気を持続する勉強方法 7選
ここからは、勉強をスムーズに始めたい時、集中力が切れた時の対応方法を紹介します。
時間を工夫して勉強する
人間の集中力は20分と言われます。
これは「最大の集中力を発揮できるのは20分」ということです。
20分以上勉強している時、「ずーっと最大の集中力を発揮していたか?」と聞かれたら、どうでしょうか?
また、20分も集中して勉強できない人もいると思います。
できる限り長い時間やる気を持続し、集中して勉強をするには、時間の使い方を工夫します。
例えば、
- 20〜30分勉強したら5分間の休憩を入れる。
- 朝勉強する時間を必ず作る。
- 昼食後は勉強をしない。
など、時間の使い方を工夫してみましょう。
高い集中力を持続させる時間の工夫を見つけてみてください。
場所を変える
勉強に集中できる場所がいくつかありますか?
自分の部屋で勉強をしているとテレビやゲーム、マンガなど誘惑するものが多くあります。自分の部屋以外の勉強場所があると、やる気を持続できる環境を作れます。
- 自分の部屋
- 塾などの自習室
- 図書館
- ファミレスやカフェ など
私は図書館が最高の勉強場所でした。図書館には勉強をしている人がたくさんいて、「自分も負けない!」という気持ちが自然と芽生えました。「せっかく来たのだから、頑張ろう!」という気持ちもありました。
図書館から家に帰る間が気分転換になり、自分の部屋でも勉強を続けることができました。
科目を変える
同じ科目をずっと続けて勉強すると、飽きがでてきます。集中力も下がってきます。
気分転換のつもりで、科目を変えてみましょう。
その際に、言語系の国語から英語、暗記系の社会科から理科などのように似たような科目が続かないようにします。
国語から数学、理科から英語のように、異なる種類の科目に変えると、頭、気分が切り替わり、持続して勉強できます。
得意科目から始める
得意科目は自然とテンションが上がり、勉強をスムーズに始めやすいです。得意科目でスラスラと問題を解くことができるため、頭と気分が良い状態になっていきます。
得意科目とまではいかないが、「少しずつ理解できてきた!」「最近、問題が解けるようになってきた!」という科目から勉強を始めるのもよいです。
発展途上の科目は、勉強の楽しさを実感する科目です。自分の成長を実感できる科目なので、気分が良くなりやすいです。
苦手科目から始める
反対に、苦手科目から始めるのも一つの方法です。得意科目・楽しみな科目は後にとっておきます。
苦手な食べ物は先に、好きな食べ物は後に食べる作戦です。
楽しみが後にあることで、苦手なことを頑張り切ります。
簡単にできることから始める
頭と気持ちの準備、ウォーミングアップのつもりで勉強を始めていきます。
- 声を出して英単語を読む、
- 昨日の復習をする
- 暗記集を使って思い出す など
簡単にできることから始め、頭と気持ちの準備ができたら本格的な勉強に移っていきます。
勉強の方法を変える
場所を変えるのと同じように、気持ちが切れてきたら、勉強方法を変えてみましょう。
例えば、
- 問題を解き続けていた→動画を見るだけの勉強に変える
- 単語を覚えていた→問題を解く勉強に変える
勉強の方法を変えることで、「飽き」を防ぎ、やる気を持続させることができます。
自分なりのモチベーションアップ方法を見つけよう!
いくつか方法を紹介してきましたが、これらの方法を組み合わせて、自分なりにカスタマイズすると「自分流のモチベアップ方法」ができます。
そして、「自分流のモチベアップ方法」をルーティン(習慣)にできれば、毎日継続して勉強ができます。
自分自身と相談しながら、時には休み、時には頑張りながら、勉強を継続していきましょう。
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