受験勉強・資格試験勉強で効果的なアウトプット

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勉強 アウトプット 学ぶ
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  • 「勉強しているのにテストで結果が出ない……」
  • 「覚えられない……」
  • 「効率的な勉強方法を知りたい!」

受験勉強や資格試験で結果を出すには「アウトプット」が必要です。

効率的にアウトプットをすることで、

学習内容が理解でき、記憶に定着しやすくなります。

 

今回の記事では、受験勉強・資格試験で結果が出るアウトプットについて解説します。

 

アウトプットこそ、合格への近道!

 

勉強でのアウトプット方法 書く・話す・解く

勉強でのアウトプット方法は

  • 書く
  • 話す
  • 解く

が基本です。

「書いたり、話したり、解いたりして、思い出すこと!」

がアウトプットです。

 

その反対に、インプットは

「読んだり、聞いたり、見たりして覚えること!です。

 

多くの受験生が陥りがちなのが、

インプット(覚える)だけの勉強で満足することです。

 

覚えて(インプットして)、思い出す(アウトプットする)

思い出すことができて初めて学習内容を記憶しているといえ、

テストで結果が出るようになります。

 

なぜアウトプットが必要なのか?

テスト

テストの問題を解くとき、

  • 「あれ?これ何だっけ?」
  • 「ああ……、思い出せそうで思い出せない。」

??にあふれ、頭を抱えたくなったことがありませんか?

何度も問題を読み返し、焦り、汗がでてきます。

 

この場合、

  • そもそも覚えていない=インプット不足
  • 覚えたけど、思い出せない=アウトプット不足

が原因になっています。

 

ほとんどの人はしっかり勉強していますが、

インプット中心の勉強になり、

アウトプット不足の人が多いです。

インプットが勉強だと思っている人も多いです。

 

インプットの勉強だけでは結果が出ません。

覚えても、思い出せないからです。

 

テストのときに、

思い出せるようにアウトプットの勉強をする必要があります。

 

アウトプットのメリット

記憶に定着する = アウトプットが最大のインプット

友達に自分が話したことは、友達から聞いたことより覚えています。

 

書いたり、話したりなどのアウトプットしたことが記憶になる感覚を、

普段の生活で感じている人は多いのではないでしょうか? 

 

下の図のラーニングピラミッドを知っていますか?

ラーニングピラミッド

人に教えたり、説明したりすることで、

学習の定着がよくなることが科学的にも証明されています。

 

アウトプットが最大のインプット!

 

暗記のコツについては以下の記事に書いてあります。

暗記のコツ

 

思考力、判断力、表現力が高まる

  • 思考力・・・知識を活用して考える力
  • 判断力・・・状況を考えて判断する力
  • 表現力・・・知識を活用して表現する力

アウトプットすることで、これらの力が向上します。

 

例えば、

「自分の推し」を人に説明するとします。

その時、知っている推しの知識を思い出し、

何を説明するかを考えます。

相手がその推しをあまり知らない状況ならば、

そう判断して、表現を工夫します。

 

アウトプットをすると、

自然と考えたり、判断したり、表現したりしています。

 

 

アウトプットは、

記憶の定着だけではなく、

自分の考える力を高めます。

何を求められているか判断できます。

言葉を豊かにして、わかりやすく表現できます。

 

これらの力は、論述・小論文対策にもなります。

アウトプットのやり方5選

ノートに書く

黒板や参考書などをノートに書き写す

書き写しは、アウトプットの基本です。

 

学校、塾や予備校で、黒板やホワイトボードに書かれたものを

ノートに書き写していると思います。

また、教科書や参考書の内容をノートに書き写すこともあると思います。

 

こういった書き写しがつらいと感じる人もいるでしょう。

しかし、

書き写しができないと、アウトプットが難しいレベルになります。

 

ノートに書く

1の「書き写す」を少し発展させます。

書き写すのではなく、思い出して書きます。

 

例えば、

「大化の改新」について思い出せること(キーワード)をノートに書きます。

645年、中大兄皇子、中臣鎌足……

 

最初はキーワードを思い出せればOKです。

慣れてきたら、思い出した言葉を繋げて文章にします。

 

この方法は、論述・小論文対策になります。

いきなり文章を書くと何を書いているかがわかりにくくなり、

問題文(聞かれていること)から外れていきます。

ある言葉から思い出せる言葉を並べて文章にする方が、

問題文から外れない文章になります。

こうした方法で勉強を進めると、

思考力・判断力・表現力が身についてきます。

 

1の「書き写す」、2の「書く」については、

ノートではなく、

スマホやパソコンのメモ機能に打ち込むことでもOKです。

こちらの方が速いです。

ただし、ほとんどのテストは書くテストなので、

書くことをオススメします。

 

他の人に話す(説明する、教える)

1・2の「書く」を「話す」にしてみましょう。

 

ラーニングピラミッドにもあったように、

学習内容が最も定着するのは、他の人に教えることでした。

 

また、書くよりも話す方が合う人もいます。

私はそのタイプです。

話す方が、時間がかからず、

記憶にも残りやすいです。

 

私が高校生のとき、

世界史の用語を友達と説明し合っていました。

友達の説明で足りないところは私が補足したり、

私の説明で足りないところは補足してもらったりして、

インプットとアウトプットを交互にやっていました。

このアウトプットで、模試は必ず90点以上でした!

 

自分が人に教えるつもりで勉強すると、

勉強のやり方が変わってきます。

 

これは教員時代に得たアウトプットのコツです。

他の人に教えるとなると、

中途半端なことを教えるわけにはいきません。

わかりやすく、相手に伝わるように説明するためには、

正確に理解する必要があります。

 

中学生や高校生は、他の人に教える状況が

あまりないかもしれませんが、

SNS等を使って人に教える(発信する)ことは効果的だと思います。

自分が中高生ならば、やってみたいアウトプットです。

 

問題を解く

受験勉強や資格試験勉強には

過去問などさまざまな問題集があります。

 

問題集選びは悩みますが、

可能なかぎりで基本問題と応用問題を区別して、

効率の良いアウトプットをしましょう。

 

基本問題の考え方

  • 教科書の内容を覚えれば解ける問題(一問一答形式など)
  • 問題の量が多い問題集がよい。
  • 最低でも3回は解き、完ぺきに解けるようにする。

応用問題の考え方

  • 試験レベルの問題(模試、過去問、予想問題など)。
  • 問題の量より質が大事。
  • 1回解いただけで終わりがち、基本問題と同じようにくり返し解く。
  • 解き方を覚えるレベルまで解く。

     

基本問題でも、応用問題でも何回も解くことが大事です。

 

「同じ問題を何回も解くことに意味あるの?」

と思う人もいるかもしれません。

 

同じ問題を何回も解くからこそ、内容や解き方を覚えていきます。

仮に違う問題を何回も解くと、頭の中がゴチャゴチャしがちで、

勉強の効率が悪くなります。

アウトプットもインプット同様にくり返しが大事です。

 

一日の勉強をふり返る

疲れて問題を解くことができないときは、

少し思い出すことをしてみましょう。

 

例えば、

「午前中に勉強した英語で覚えたのは・・・」

「今日の試験で出た問題は・・・」

など、頭に思い浮かべるだけでよいです。

 

これだけでも記憶に定着しやすくなります。

一度思い出したという経験が大事です。

また、あやふやな記憶はすぐに確認する習慣を身につけましょう。

 

日記のように、ふり返ることでアウトプット力アップ!

 

インプット3:アウトプット7が最良

インプットなくしてアウトプットはできません。

言い方は悪いですが、からっぽの頭からは何もでてきません。

 

まずはインプット中心の勉強から始め、知識を頭に入れていきましょう。

そして、アウトプット中心の勉強に移行していくとよいです。

アウトプットの割合を増やしていくことが勉強のコツです。

 

つぎの割合を参考にしてください。

・勉強始め 

 インプット8:アウトプット2

・アウトプットへ移行 

 インプット6:アウトプット4

・最良のバランス   

 インプット3:アウトプット7

 

インプット3:アウトプット7のバランスで勉強できるのが理想です。

この段階になると、知識がほぼ頭にインプットされています。

あとは、問題を解いたり、人に説明したりして、

アウトプットの効果を高めていきます。

 

この時点のレベルは、

  • 「人に教えられる」
  • 「試験で結果が出る」
  • 「自分の成長を実感できる」

レベルです。

 

まとめ インプットとアウトプットは表裏一体

インプットなくしてアウトプットできず。

アウトプットなくしてインプットできず。

インプットとアウトプットは表裏一体です。

大事なのは、

今はインプット!

今はアウトプット!

目的意識をもって勉強することです。

 

決してインプットのみの勉強にならず、

アウトプットも意識して勉強していきましょう。

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