【国立大卒、教員歴15年】受験や資格試験、テストで結果を出す勉強計画3つのポイント

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勉強計画 学ぶ
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  • 「受験に合格したい!」
  • 「テストで高得点を取りたい!」
  • 「検定試験に合格したい!」

そんな思いがある反面、

  • 「合格できるか不安・・・」
  • 「このままの勉強でよいのか・・・」
  • 「目標が高すぎる。変えようかな・・・」
  • 「全然結果が出ない、勉強疲れた・・・」

 

という悩み・不安が入り混じるのが、受験勉強や資格試験勉強です。

 

受験勉強や資格試験勉強の悩み・不安を少しでも解決すべく、

「受験や資格試験、テストで結果を出す勉強計画」

今日は紹介します。

 

  • 「できることなら、あまり悩まずに勉強したい!」
  • 「今やっている勉強に確信をもちたい!」
  • 「少しでも効率よく勉強を進めたい!」

という方はぜひ読んでください。

 

私はこれまでに

  • 国立大学合格
  • 教員採用試験合格
  • 資格(簿記3級)取得

をしてきました。超エリート!ではなく普通の人です。普通だからこそ伝えられる勉強方法があると思っています。

 

なぜ勉強計画が必要? PDCAサイクルを活用!

PDCAサイクル

PDCAを知っていますか?

Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価・ふり返り)、Action(改善)の4つのプロセスを繰り返し行うことで、業務効率を改善するためのフレームワークとして会社などで使われています。

最後のAction(改善)が終わったら、Plan(計画)に戻ることからPDCAサイクルとも呼ばれています。

効率よく勉強を進めていくには、このPDCAサイクルの理論が効果的です。

 

そして、受験勉強や資格勉強は長期間です。

勉強を長期間やると、何を目指しているのかがわからなくなったり、何に取り組めばよいのかがわからなくなったりします。

それらを防ぐために勉強計画(Plan)は大事です!

 

計画は、ゴール(目標)までの地図

計画は、自分とゴール(目標)の距離がわかる地図です。

 

計画=地図があると、「いつ何を頑張ればよいか」「いつ休んだらよいか」が見えてきます。

そして、自信をもって計画を実行(Do)できます。

実行(Do)したら、ふり返り(Check)し、改善(Act)していきます。ゴール(目標)までよりよい進み方を再び計画(Plan)していきます。

PDCAサイクルをくり返すことで、ゴール(合格)までの道筋がより鮮明になります。

 

補足

車で長い旅をする時、ずーっとアクセルを踏んでいたら疲れてしまいます。

時折ブレーキを踏んで休むことも大切です。ガソリンを補給することも大切です。

それらを可能にするためには、ガソリンスタンドやサービスエリアなどの位置がわからないとできません。

つまり、地図が必要です。

渋滞しそうな道や危険な道なども知っておくと安心して旅ができます。

地図が無い旅は、ゴールまでの道筋や休む場所がわからず、不安を生みます。

 

受験勉強や資格試験勉強も旅と同じです。

アクセルを踏んで頑張る時と、ブレーキを踏んで休む時があります。乗り越えなければいけない坂もあります。思わぬアクシデントも発生するでしょう。

いろいろな状況の中で、判断し、学習を進め、ゴール(目標)に向かう必要があります。

 

安全に、最短距離でゴール(目標)を達成するために計画=地図は必須アイテムです。

 

勉強計画のつくり方 3つのポイント

①ゴール(目標)を設定する 

ゴール(目標)を設定することで、取り組むべき勉強(Do)が決まっていきます。

そして、ゴールは、「大ゴール・中ゴール・小ゴール」の3つを設定することがポイントです。

 

  • 大ゴール・・・「勉強の最終目標」
  • 中ゴール・・・「大ゴール達成のための中期目標=1か月単位の目標

「定期試験、模試などの得点」

  • 小ゴール・・・「1週間・1日単位の目標」

 

例えば、高校受験の場合、

大ゴール…〇〇高校の合格(〇〇〇点以上が合格点)

中ゴール…「中1の3学期5教科で450点以上」

     「〇月の英語のテストで90点以上」

     「模試3教科で90%以上」

小ゴール…「毎日2時間は勉強する」

     「問題集1冊を1か月で終わらせ、それを3回くりかえす」

     「今週は苦手な数学強化週間」

     「今日は英語・国語・社会の文系デー」

と設定できます。

ゴール(目標)を細かく分けて設定するのは、「今の勉強」に集中し、勉強の効率を上げるためです。そして、小さなゴールを達成することで、大きなゴールを達成する力がついてきます。

 

②2つの計画表を作ろう

ゴール(目標)を達成するために、「いつ、何を勉強するか」を計画します。

ここでは2つの計画を作ります。

 

年間計画

1つめの勉強計画は、1年の大まかなである「年間計画」です。

年間計画は「中ゴールを確実に達成するための計画」です。

下の表は、高校受験の合格を目指す場合の年間計画です。(見づらくてごめんなさい)

4月5月6月7月
大ゴール〇〇高校合格
5教科480点以上
中ゴール
基礎固め インプット中心
テキスト中心中間テスト模試期末テスト
5教科400点以上国語80%過去問1回目
社会85%できなくてもよい
数学90%
8月9月10月11月
〇〇高校合格
5教科480点以上
応用力期・演習期 アウトプット中心
夏休み模試理解が難しい
問題集1回目5教科85%問題集2回目問題を克服
過去問2回目
できる問題とできない問題は?

 

中ゴール達成は、旅でいう「料金所を通過」「新しい土地に入ること」を意味します。大ゴールに確実に近づいている証になります。

たとえ中ゴールを1つ達成できなかったとしても、次の中ゴールに向かって勉強を進めましょう。次の中ゴールを達成できたら、前に達成できなかった中ゴールを悔やむ必要はありません。

 

また、もう少し長い期間(約3か月〜6か月)の中ゴールを年間計画に入れてもよいです。上の表の「基礎固め」「応用力期」にあたるものです。とてもアバウトな計画でも、「今だいたいここの位置にいる」のがわかればOKです。

計画=地図があることで、大ゴールまでの道筋がわかりやすくなります。

 

週間計画

2つめの勉強計画は、小ゴールを達成するための「週間計画」です。

下のような計画表があるととても便利です(私が使っているスケジュール帳です)。スケジュール帳ではなく、スマホのアプリなどを使ってもよいです。

スケジュール帳

週間計画は、「小ゴール達成のために1日に取り組むべき勉強を決める」ために作ります。

例えば、小ゴールを「今週は英語ウィーク!英単語を覚える。長文読解を克服。」と設定したら、

  • 朝…英単語の暗記
  • 放課後…英文法
  • 夜…長文読解

というように、1日で取り組むべき勉強を計画していきます。

 

週間計画は、休日や夏休みなど自由な時間が多いときに効果を発揮します。

休日や長期休みはダラダラと惰性にまかせて勉強しがちです。だから、週間計画を立て、勉強を実行できるようにします。

 

勉強を一つ終えたら、消していきましょう。

そうすると、「自分はゴールに向かってやるべきことを確実にやってる!」

とモチベーションがアップし、自信がもてます。

 

③ふり返りと計画の修正

計画をつくって実行したら、その計画と実行の成果をふり返ることが大事です。 

ふり返るタイミングは、試験の後、1日の終わり、1週間の終わり、月末です。

 

例えば、

6月の模試、5教科で390点。次の中ゴールは430点。

英語の点数が低く、特に長文読解が苦手だ。単語はわかるが、英文法が理解できていないため、文のつながりがわからない。

よし、英文法をもう一度見直そう!

といった感じです。

 

そして、ふり返るポイントは、

  • 3つのゴールと自分の位置を知る
  • 他者と比較するのではなく、過去の自分と比較する

「自分は中ゴールまであとどれくらいなのか?」「何が足りないのか?」「過去の自分よりゴールに近づいているのか?」などをふり返りましょう。

 

偏差値や平均点をよく気にしますが、気にしないことです。

偏差値や平均点は他の受験生の結果にも左右される数値であり、変動します。変動する数値に悩むより、自分が定めたゴール(目標)を達成するために、計画を改善し、自分の勉強に集中しましょう。

まとめ

  • PDCAサイクルを活用して勉強を効率的に
  • 計画はゴールまでの地図
  • 大ゴール・中ゴール・小ゴールを設定する
  • 年間計画と週間計画を作る
  • 過去の自分と比べる

いかがでしたか?

計画をつくったら、あとは実行するのみです!

今回の勉強計画は、受験勉強や試験勉強だけでなく中間テストや期末テストなどの定期試験にも活用できます。

 

受験勉強という長い旅路を気持ちよく進めるように、勉強計画(地図)をつくり、

ゴール(目標)にたどり着いてほしいです!

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