勉強の量と質を高める時間術【勉強の効率アップ!】

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勉強時間 勉強 効率アップ 学ぶ
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  • 「勉強はいつやるとよいのだろう?」
  • 「忙しくて勉強の時間がない……」
  • 「勉強に適した時間を知りたい!」
  • 「少しでも勉強時間を確保したい!」

 

志望校に合格したり、資格試験に合格したりするためには、

勉強時間を増やすことは大事です。

また、時間を有効活用して勉強の質を高めることも大事です。

 

今回の記事では、勉強時間の「量」と「質」を高める方法を紹介します。

この記事を読むと、

  • 勉強時間を確保する方法がわかる
  • 勉強の効率がアップする時間帯がわかる
  • 勉強量を増やし、勉強の質を高められる

ようになります。

 

私は国立大学卒の元教員です。

自分自身の勉強経験や子どもたちに伝えてきた勉強方法のノウハウを伝えています。

ぜひ最後まで読んでいただき、参考にしてください。

勉強の量を確保する時間術

まずは、勉強の質より、勉強量の確保を優先します。

勉強時間を少しでも作ります。

受験勉強では、ある程度の勉強時間が必要です。勉強時間の最低ラインは人それぞれで、少ない時間でも効率良く勉強して結果を出す人もいれば、多くの時間を勉強に費やしても結果が出ない人もいます。

 

勉強時間と結果が必ずしも比例しないことは、受験生にとっては悩ましいです。

 

しかし、勉強量は裏切りません。

0時間より1時間勉強した方が、よい結果が出ます。

1時間より4時間勉強した方が、よい結果が出ます。

だから、勉強時間を少しでも増やすことから始めましょう。

 

5分でも勉強する 高速かつ大量に!

5分あったら勉強する習慣を身につけましょう。5分という短い時間でも、できることがあります。

そして、5分の中で1問の問題を解くのではなく、多くの問題に触れるようにします。

 

「短い時間で高速かつ大量」を心がけます。

 

例えば、

  • 英語の単語集1ページ
  • 社会科や理科の暗記集1ページなどを見て覚える
  • 復習                    など

 

5分で高速かつ大量に勉強する習慣が身につくと、勉強量が格段にアップします。

 

5分以上の勉強にもよい効果をもたらします。

勉強量はもちろん増加し、質の高い勉強ができるようになります。

 

たかが5分されど5分、

まさに「塵も積もれば山となる」です。

 

スキマ時間を見つけよう!

通勤通学中に勉強5分でも勉強をする意識が高まったら、

スキマ時間を見つけましょう。

  • 通勤・通学中の電車やバス
  • 洗濯中
  • 待ち合わせ中
  • ドラマなどのCMの間
  • 野球のイニング間、サッカーのハーフタイム など

スキマ時間は生活の中に意外に多く存在します。

スキマ時間を「生きた時間」にすることで、勉強時間を確保します。

 

そして、

  • 通学中は英単語の暗記
  • この試合のイニング間で江戸時代を復習

のように、

スキマ時間の勉強内容を決めておくと、

スキマ時間勉強が習慣化し、勉強の質も高まります。

 

メリハリをつけて勉強! 勉強の質向上へ

あなたは1日の中でいつ勉強をしていますか?

  • 学校や職場に出発する前
  • 通学通勤中
  • 休憩時間
  • 待ち合わせの時間
  • 帰宅中
  • 食前・食後の時間
  • 寝る前

 

では、

これらの時間にどんな勉強をしていますか?

 

「通学通勤中は、〇〇をしています!」

と言える人は素晴らしいです。

 

「いつ、何を勉強するか?」

この問いの答えがはっきりしていると、1日の勉強にメリハリができ、

勉強の質を高める段階にあります。

 

通学通勤中のバス内で、

数学の問題を解くことはオススメできません。

答えを書きにくく、集中できないからです。

 

暗記集を見たり、動画を見たり(聞いたり)して、

暗記系の勉強ならできそうです。

 

また、体調が良く、集中できる状態で教科書を読むだけでは、もったいないです。

この状態ならば、少し難しめの問題を解いたり、多くの問題を解いたりした方がよいです。

 

このように、

「いつ、何を勉強するか?」を考えることは、

勉強の質を上げることにつながります。

具体的な勉強の質の上げ方は次章で述べていきます。

 

睡眠時間は確保する

寝ている間に記憶は整理されるため、睡眠をしっかりとらないと勉強の質が落ちます。

だから、睡眠時間は勉強時間と同じくらい大事です。

勉強時間を確保しようとして、睡眠時間をけずるのは本末転倒です。

 

睡眠時間と勉強時間の確保は、生活習慣を整えることから始まります。

決めた時間の起床と就寝を心がけ、起きている間にしっかりと勉強しましょう。

 

勉強の質を高める時間術

勉強する時間帯が大事なのはなぜ?

勉強する時間帯は勉強の質に直結します。

 

受験生の願いとして、

「できれば短時間で良い勉強をして、最短ルートで合格したい!

「効率よく合格したい!」

という願いがあります。

 

ここからは勉強の質・効率を高める時間術についてです。

勉強の時間帯を最適化していきましょう

時間帯の特徴に応じて勉強をすることで、

勉強の質・効率を高められます。

 

朝に適した勉強  思考系・問題を解く

問題を解く

脳が一日の中でリフレッシュされているのは朝です。

特に起床後3時間は、脳のゴールデンタイムとも呼ばれています。

朝に最適な勉強は、

問題を解いたり、考えたりする勉強です。

つまり、アウトプット中心の勉強です。

受験勉強・資格試験勉強で効果的なアウトプット

 

ビジネスの世界でも、メールのチェックや書類のコピーなどの雑務を朝するのではなく、書類を作成したり、会議をしたりするなど、創造的な時間にすべきだと言われています。

 

朝はデッドライン効果が期待できます。

デッドライン効果とは、

「締め切りや期限があることで集中力が増す効果」のことです。

※デッドライン=締め切り、期限

 

例えば、家の出発時刻をデッドラインと決めて勉強すると、集中力をより高めて勉強できます。試験にも終了時刻(デッドライン)があるので、試験対策にもなります。

また、1日のスタートに質の高い勉強をしているので、1日にゆとりができます。

朝、問題を解いたり、考えたりする効果は絶大です。

 

私の経験上、暗記系の勉強を朝にすると、すぐに眠くなります。

ですから、前の夜に覚えたことを理解しているかを確認するために、問題を解くようにしていました。

 

休日の日中は工夫が必要 休日だからこそできる勉強は?

平日の日中はほとんどの人が、学校や職場に行っています。

ここでは、休日の日中に勉強する場合の工夫を紹介します。

 

休日は時間に余裕があるため、なまけがちです。

しかし、休日だからこそできる勉強があります。

例えば、

  • 苦手科目を中心に勉強、
  • 過去問など、試験に近い問題を解く
  • 1週間の復習をする     など

これらは時間があるからこそじっくりと取り組める勉強です。

夏休みなどの長期休みも、長期休みだからこそできる勉強があります。

 

休日は、 午前中がんばる派? 午後がんばる派?

休日は勉強以外の予定もあると思います。

 

予定に合わせて、いつ勉強をがんばるかがポイントです。

  • 午前中にがんばるのか、午後にがんばるのか?
  • それとも夜にがんばるのか?

集中して勉強できる時間帯を見極めましょう。

 

午前中は勉強をがんばり、午後は遊ぶでもよいですし、遊んだ後に勉強をしてもよいです。部活がある人は、部活の時間に合わせて勉強時間を決めましょう。

 

1日の勉強にメリハリをつけることが、やはり勉強の質をアップさせます。

 

昼食後の時間は捨てる

眠くて勉強がはかどらない女の子

昼食後の午後1時〜3時は眠くなり、集中力も散漫になりやすい時間帯です。

勉強の質を高めるのが難しいです。

そういう時は、20分ほど仮眠をして、頭をスッキリさせましょう。少し寝た方が、その後の勉強の質が高まりやすいです。

また、昼食後を勉強しない時間に設定するのも選択肢の一つです。

 

夕方も勉強がはかどる時間帯

夕方の時間帯(午後4時〜午後7時あたり)は、勉強がはかどる時間帯です。

朝と同じように、デッドライン効果を活用できます。

 

例えば、

  • 夕食までの時間まで
  • 学校や図書館が閉まる時間まで
  • 好きなテレビが始まる時間まで など

です。

 

昼の時間帯に休息をしていれば、この時間帯は勉強のベストタイムです。

問題を解くのもよし、暗記系の勉強もよし、

何でも勉強できる時間帯です。

 

朝夕の勉強の質を高められると、

「自分はしっかり勉強できている!」

「よい結果を出したい!」

「テストが楽しみ!」

という自信がつき、意欲が出てきます。

 

夜の勉強は、好きな科目か暗記科目

学校や職場から帰り、夜に勉強をする人は多いと思います。

疲労感がある状態で勉強をしている人も多いのではないでしょうか?

 

夜は基本的に心と体を休め、翌日のエネルギーをためる時間です。

ですから、がっつりと勉強するのはあまりオススメできません。また、ほとんどの試験は日中に行われるので、日中に集中力を高めて勉強をすることが大事です。

 

ただ、夜に勉強をしないと、勉強量が足りない事態になります。

夜は、あまり追い込まずにリラックスしながら勉強する程度でよいです。

勉強の質は求めず、勉強の量を重視する感じです。

少しズボラな勉強でよいかと、私は思います。

 

だから、好きな科目・得意な科目を勉強することをオススメします。

苦手な科目・嫌いな科目は、理解できないとイライラしたり、不安になったりして、気分が下がります。これでは、勉強の質はダダ下がりです。

自分の好きな科目・得意な科目ならば、スラスラと問題が解けます。

いい気分のまま寝て、翌日を迎えられます。

 

また、暗記系の勉強もオススメです。

夜の勉強に暗記系が向いているのは、睡眠中に記憶が整理される機能を利用できるからです。朝覚えたことより、夜覚えたことの方が記憶に残ります。

【元教員が解説】受験勉強・資格試験で結果が出る暗記のコツ7選

 

私の好きな科目は世界史でした。

世界史は暗記系の科目ですから、夜の勉強は世界史と決めていました。

 

まとめ 自分流の時間術を

いかがでしたか?

「勉強をする時間」にも、コツがたくさんあります。

 

「学ぶ」記事で毎回伝えていますが、自分に合った方法を見つけていくのが大切です。

自分と他の人がちがうのは当然ですから、他の人のやり方に合わせる必要はありません。ただ、他の人のやり方で参考になる部分は取り入れていきましょう。

参考になる部分を自分なりにカスタマイズして、自分流の時間術を見つけてみてください。

「自分流」を見つけた人は強いです!

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